サブカルクソブログ

【各球団別】プロ野球 歴代最強打線 12選

    f:id:tettunn:20171114224824j:plain

 

長いプロ野球の歴史の中で、打線には愛称が付けられることがままある。

それは主にシーズンにおいてチームが圧倒的な強さを魅せつけるなど、快進撃を見せるとともに、メディアやネット、ファンを通して定着することが多い。打線とは、『チームの顔』として後世にまで残るものなのだ。

今回は、そんな各球団の最強打線をまとめる。

 

 

 読売ジャイアンツ(巨人):史上最強打線(2004年)

数値は左から打率、本塁打、打点数(ジャイアンツより以下、本・打点表記は省略)

1  二  仁志敏久        右.289 28本 60打点
2  左  清水隆行        左 .308 16本 60打点 
3  中  タフィ・ローズ     左 .287 45本 99打点 
4  右  高橋由伸        左 .317 30本 79打点 
5  三  小久保裕紀       右 .314 41本 96打点 
6  一  ロベルト・ペタジーニ  左 .290 29本 84打点 
7  捕  阿部慎之助       左 .301 33本 78打点 
8  遊  二岡智宏        右 .269 9本 49打点

 

各球団の4番が一堂に集結した最強打線

この時代の巨人は、カネとブランド力にモノを言わせてFA選手や外国人選手をかき集めていた頃であった。上の打線には載っていないが、清原や江藤も控えているという豪華すぎる面々がそろい踏み、まさに『夢の打線』を形成したのである。ラビットボール全盛だったこともあり、打線は前評判に違わぬ破壊力を見せつける。チーム本塁打は259本とプロ野球記録を樹立。長打率、打点、出塁率もセ・リーグトップと圧倒的な力を見せつけた。

打線は最強、しかし…

しかし、この年の巨人は3位に終わる。リーグ制覇を厳命されていながらも、3位に終わってしまった最大の理由は守備が崩壊していたことと言われている。なにせ、ラビットボール全盛期であるので他チームもある程度は打つのである。この年の巨人は投手陣の出来が良くなかったことに加え、無理に4番を集めたものだから無理に守らすことが多かった。守備軽視野球のツケがきてしまったものとみえる。

巨人は他にもミレニアム打線とかいろいろあったが、やっぱり史上最強打線のインパクトが凄い。とはいえ、多分チーム・打線のバランスを考えるならONがいたころが一番ってことになるのだろう。

 

東京ヤクルトスワローズ:打線名称無し(2001年)

1  (中) 真中 満           左.312 7 36
2  (遊) 宮本 慎也          右.270 1 17
3  (右) 稲葉 篤紀           左.311 25 90
4  (一) ロベルト・ペタジーニ    左.322 39 127
5  (捕) 古田 敦也            右.324 15 66
6  (三) 岩村 明憲          左.287 18 81
7  (左) アレックス・ラミレス     右.280 29 88
8  (二) 土橋 勝征             左.249 2 31

 

豪華すぎるメンバーが終結!役者が揃い踏みでリーグ制覇、日本一

1番の真中はのちのヤクルト監督として優勝を経験。宮本は2000本安打達成の謂わずと知れた名選手であるし、稲葉は今や北海道の顔で日の丸を背負うWBC侍Japanの監督だ。古田は押しも押されぬ野村の愛弟子で日本を代表する名捕手。岩村はメジャーリーガー、ラミレスは外国人史上初の2000本安打達成、さらにベイスターズの監督として日本シリーズにも進出。ペタジーニはローズやカブレラに並ぶ史上最強の外国人バッターだ。

これだけのキャストが揃う打線など滅多にあるまい。まさに黄金期である。90年代のヤクルト黄金期も凄かったが、この錚々たるメンバーを見れば何故私がこの打線を推したか頷いていただけるものと思う。

いてまえ打線を撃破し日本一達成

2001年にパ・リーグで優勝した大阪近鉄バファローズと日本シリーズで激突。この年の近鉄はいてまえ打線と呼ばれた最強打線を誇ったが、これを撃破し日本一達成。

この年のヤクルトは投打に優れていた。

 

横浜ベイスターズ:マシンガン打線(1998年)

1  遊  石井琢朗       左.314  7  48 
2  中  波留敏夫       右 .273  2  39  
3  左  鈴木尚典       左 .337 16  87 
4  二  ロバート・ローズ   右 .325  19  96 
5  一  駒田徳広       左.281   9   81 
6  右  佐伯貴弘        左.289  9    55 
7  捕  谷繁元信           右.254  14  55 
8  三  進藤達哉        右 .241  14  54 

 

ベイスターズの象徴に

もののけに憑りつかれたかのように打ちまくることから別名を『もののけ打線』。プロ野球ファンの間でも人気・知名度が特に高い。

好機に強い中距離打者による集中打がウリであった。打線名は、1度打ち出すと止まらない、驚異の連打がマシンガンを連想させたことから。火が付くと止まらず滅多打ちにするので、ビッグイニングで一気に勝負を決めてしまうことも。その分、馬鹿試合も多く松井や高橋を擁する強力打線の巨人とは大量得点試合が多く生まれた。

この年のベイスターズは『ハマの大魔神』が流行語大賞となったほどの横浜旋風を巻き起こした。その勢いで日本一を達成。マシンガン打線、中継ぎローテーション、先発4本柱、そして大魔神・佐々木、役者がそろい踏みであった。

更に、3位に終わった1999年は当時のプロ野球記録を更新するチーム打率を記録。ロバート・ローズが鬼神の如く打ちまくり、球宴前に100打点という恐ろしい記録を達成した。

今なお、伝説的な打線としてファンの間では語り草である。

 

阪神タイガース:第三次ダイナマイト打線(2003年)

1  二  今岡誠         右 .340 12 72
2  中  赤星憲広        左 .312 1 35
3  左  金本知憲        左 .289 19 77 
4  右 桧山進次郎        左 .278 16 63 
5  一  ジョージ・アリアス   右 .265 38 107 
6  三  片岡篤史        左 .296 12 55 
7  捕  矢野輝弘        右 .328 14 79
8  遊  藤本敦士        左 .301 0 36

 

破壊力抜群 な打線で優勝

この年の阪神は投打共に圧倒的な強さでリーグ制覇。圧倒的な得点力、守備力で最強を誇った。打線は殆ど切れ間が無く、ムーアなどは投手なのに打撃も得意だった。1番今岡は最強の核弾頭、2番赤星は盗塁王を獲得するスピードスター。3番に入るはこの年FAで加入した虎の兄貴・金本。

惜しくも日本一には届かなかったが、ホークスの最強ダイ・ハード打線と五分以上に戦う名勝負を魅せた。

日本シリーズで大活躍した金本は、のちに生え抜きを凌ぐ人気を誇る中核選手へとなっていく。

 

中日ドラゴンズ:強竜打線(2006年)

1  二  荒木雅博 右 .300 2 31 30 
2  遊  井端弘和 右 .283 8 48 
3  右  福留孝介 左 .351 31 104
4  一  タイロン・ウッズ 右 .310 47 144 
5  三  森野将彦 左 .280 10 52
6  中  アレックス・オチョア 右 .273 15 77
7  左  井上一樹 左 .311 11 39 
8  捕  谷繁元信 右 .234 9 38 

 

中日黄金時代!アライバ福留ウッズは伝説的破壊力

荒木・井端の二遊間はプロ野球ファンの間では語り草だ。観る者を魅了するファインプレーの数々に加え、荒木の足と井端の粘り強いバッティングは他球団にとっての脅威である。

更に、そのあとを打つのは最強の3・4番コンビ。この年の福留・ウッズのコンビは、往年の王・長嶋コンビに次ぐ攻撃力を見せた。首位打者に輝いた福留、本塁打王・打点王に輝いたウッズが中核に座るこの打線は恐怖以外の何物でもあるまい。

攻守まったく隙がなく圧倒的な強さで優勝した。落合野球恐るべし。

 

広島東洋カープ:赤ヘル打線(2016年)

1  遊  田中広輔            左 .265 13 39
2  二  菊池涼介            右 .315 13 56 
3  中  丸佳浩             左 .291 20 90
4  一  新井貴浩            右 .300 19 101
5  右  鈴木誠也            右 .335 29 95 
6  左  ブラッド・エルドレッド     右 .294 21 53 
7  三  安部友裕            左 .282 6 33 
8  捕  石原慶幸            右 .202 0 17

 

燃える赤ヘル黄金時代

赤ヘル打線とはカープ打線の通称であるため、特定年代の強力打線そ指すものではない。とはいえ、黄金期などは特にクローズアップされるため、ここでは近年のカープ打線を紹介するにとどめる。

カープは2016年、2017年と2年連続でリーグ優勝を達成しており、現在が黄金期であるといっても過言ではないだろう。赤ヘル旋風を巻き起こしたタナキクマルの1・2・3番は球界を代表するリードオフマンである。チームとしても安打・打率・本塁打・盗塁・得点すべての項目で他球団を大きく引き離し圧倒。

あらゆる指標で傑出しており、攻撃力においてここまでのアドバンテージを得ている以上、今後もしばらくはカープの独壇場が続くものと思われる。

 

福岡ソフトバンクホークス:ダイハード打線(2003年)

1 中 村松有人      左 .324 6 57 

2 三 川﨑宗則      左 .294 2 51
3 二 井口資仁      右 .340 27 109
4 一 松中信彦      左 .324 30 123 
5 捕 城島健司      右 .330 34 119
6 左 ペドロ・バルデス  左 .311 26 104
7 DH フリオ・ズレータ   右 .266 13 43
8 右 柴原洋       左 .333 4 53 11
9 遊 鳥越裕介      右 .212 1 25

 

 まさしく数字はプロ野球史上最強 恐怖の100打点カルテット

この年のパ・リーグは歴代屈指と言えるほど打高が著しく、どの球団もチーム打率が高かったということを背景として最初に言及させていただく。とはいえ、この年のホークス(ダイエー)の打撃傑出度は異常なものだった。

チーム打率.297はどう考えても凄まじいとしか言いようがない。無論、長いプロ野球史のなかでナンバーワンである。井口・松中・城島・バルデスの100打点カルテットはプロ野球史上初。更にパナマの怪人と呼ばれたズレータも、途中加入ながら自慢のパワーを存分に発揮した。後の三冠王(松中)メジャーリーガーを3人(川崎、井口、城島)も輩出しているあたり、この打線は決して打高の年だからというフロックではない。

凄まじい強さで完全優勝達成。投手も杉内や和田、新垣などを揃えまったく隙が無かった。

 

オリックス・バファローズ:ビッグボーイズ打線(2009年)

1  三  グレッグ・ラロッカ        右 .287 12 43
2  中  坂口智隆                          左 .317 5 50 
3  一  アレックス・カブレラ    右 .314 13 39 
4  左  タフィ・ローズ               左 .308 22 62
5  DH  ホセ・フェルナンデス  右 .261 15 47
6  右  濱中治         右 .208 6 12 
7  二  後藤光尊        左 .274 4 17 
8  遊  塩崎真         右 .234 2 7 
9  捕  日高剛         左 .254 5 34 

 

外国人が打線に4人!?前段未聞のインパクト

ローズとカブレラはシーズン55本の本塁打を放った謂わずと知れた最強外国人であり、ラロッカ、フェルナンデスも他球団で中軸を打っていた外国人である。この4人が揃ったことによって、前代未聞の外国人パワーバッターのカルテットが完成した。

4人の外国人が揃ったこの年はシーズン最下位に終わるものの。残したインパクトは絶大だった。攻守のバランスが揃っているとはとても言い難いが、面白い打線であったことは間違いない。

 

 

埼玉西武ライオンズ:NoLimit打線(2008年)

1  二  片岡易之       右 .287 4 46
2  左  栗山巧        左 .317 11 72
3  遊  中島裕之       右 .331 21 81
4  一  クレイグ・ブラゼル  左 .234 27 87
5  右  G.G.佐藤       右 .302 21 62
6  三  中村剛也       右 .244 46 101
7  DH  後藤武敏       右 .301 12 27 
8  捕  細川亨        右 .238 16 58
9  中  ヒラム・ボカチカ   右 .251 20 47

 

名勝負を魅せた日本シリーズ、若さあふれる獅子打線

前年に絶対的4番のカブレラ、更に5番の和田が抜けた西武打線は、打撃コーチに就任したデーブ大久保のアーリーワークによって劇的な変化を遂げる。

若手が大きく成長し、闘志あふれる獅子軍団は一気にリーグ優勝、更に日本シリーズではオガラミ(小笠原・ラミレスのコンビ)を擁した最強巨人相手に近年稀に見る名勝負を展開し、日本一に輝いた。この日本シリーズは名シリーズとして今なお話題に上がることも多い。

特に中村は後に統一球で48本塁打を放つなど、近年プロ野球最強バッターへと成長した。

 

北海道日本ハムファイターズ:ビッグバン打線(2006年)

1 左  森本稀哲    右 .285 9 42
2  二  田中賢介    左 .301 7 42 
3  一  小笠原道大   左 .313 32 100 
4  DH  F.セギノール  両 .295 26 77
5  右  稲葉篤紀    左 .307 26 75 
6  中  SHINJO    右 .258 16 62
7  三  J.マシーアス  両 .229 3 21 
8  捕  鶴岡慎也    右 .241 3 21
9  遊  金子誠     右 .254 6 40 

 

SHINJO劇場!

この年限りで引退を宣言した新庄。なんと、この年にリーグ優勝、日本一にまで輝くというドラマのような展開が待っていた。

ビッグバン打線は日ハム打線の通称ではあるが、特に小笠原が北の侍と呼ばれていたころの印象が強い。バランスの取れた打線、鉄壁を誇った外野陣で最優の強さを誇った。

 

千葉ロッテマリーンズ:マリンガン打線(2005年)

1  遊/二    西岡剛         両 .268 4 48 
2  二     堀幸一         右 .305 7 46 
3  一     福浦和也        左 .300 6 72 
4  右/中    サブロー       右 .313 14 50
5  左/右/DH  マット・フランコ    左 .300 21 78
6  中/DH    ベニー・アグバヤニ  右 .271 13 71 
7  DH/左    李承燁        左 .260 30 82 
8  捕      里崎智也       右 .303 10 52
9  三      今江敏晃       右 .310 8 71 

 

打順不定!?マシンガン打線に引けを取らない繋がる打線

マリンガン打線の名の由来は勿論ベイスターズの有名な『マシンガン打線』から。

このマリンガンの最大の特徴は、なんと毎試合打順を組み替えていたということ。

そのため、固定された打順というものは存在しない。しかし、好打者揃いの打線であるのでどの打順にも器用に対応した。バレンタイン監督は打順ごとの役割というよりは、とにもかくにも打線のつながりを意識していたようで、選手の調子によって打順固定されたということは無かった。

かの有名な33-4もこの年。念のため言っておくが、この年の阪神も相当に強かったということだけは留意されたい。短期決戦とはかくも恐ろしいものなのである。

 

東北楽天ゴールデンイーグルス:打線名称なし(2013年)

右 岡島   .323 1  13
二 藤田    .275 1 48
一 銀次   .317 4 54
指 アンドリュー・ジョーンズ  .243 26  96 
三 マギー    .292 28 93
左 枡田    .272 8 47
遊 松井稼   .248 11 58 
捕 嶋      .257 4 48
中 聖澤     .284 2 40

投 田中 24勝0敗1S 最多勝 最高勝率 最優秀防御率 沢村賞 B9 GG MVP

 

田中の伝説的活躍で初優勝・日本一!!

楽天は設立から日が浅いが、楽天フィーバーを巻き起こした2013年は記憶に新しい。敢えて田中の成績も上記に載させていただいたが、この年の田中の伝説的な活躍はまさしく圧巻。後にも先にも、こんな投手は二度と現れないだろう。

この打線は、特にメジャーリーガーのAJとマギーを中軸に置き、他の打者も好機に強くここぞというところでよく打った。田中という1本の支柱が、どれだけ大きなものだったか窺い知れるのは、投手の粘りが打線にも好影響を与えるということだ。絶対に負けない投手は打者の気持ちも奮い立たせるのだ。

 

まとめ

拙い記事になってしまったが、大まかに12球団別に紹介させていただいた。後ほど、追加更新していきたい所存である。過去の球団の打線も紹介していきたいと思っているので。

それでは、またお会いしましょう。

 

 

 

 

 

*1:ポプラ新書