【CSファイナルステージ3戦目】満身創痍の中で、明日の為に一瞬を追う

背水

明日無き今を

 

 

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特に石川と梶谷。

骨折している梶谷は中押し点となるタイムリー&2死満塁という大ピンチに7フェンスに激突しながら気迫のダイビングキャッチ。

石川は客席に飛び込みながら打球を捕るという好守備をした際に負傷。

 

満身創痍になりながらも明日無き今を全力で追う凄まじさよ。

既にCSファーストステージを突破した時点でボロボロだったが、それでもなお進み続けなければならない。

もういいんだ、もう休めと言ってやりたくなるが…窮地に立たされた分、集中力もまた上がっているだろう。モルヒネを打たれた負傷兵のようなチーム状態かもしれない。

 

あと、梶谷がダイビングしたときの広島ファンの拍手には感動した。

しかし田中広輔…これが「カミッテル」ってやつ?

 

プレーオフに相応しい試合を引き出した伊納

やはり、CSファースト第1戦目でも勝ちに貢献した伊納は一味違う。

昨日の三嶋からは何か気迫を感じられなかったが、それはシーズン通して戦い抜いてきたことと、プレーオフの空気を事前に経験した伊納との決定的な違いの差なのかもしれない。

投手が良いと、チームが応える。往々にしてそういうものだ。

 

この経験は来年にも活きる

プレーオフへの参加経験がないだけあって、全員が全力で死闘を演じてしまう。怪我人が出るわけである。

…実際、いくらなんでもここからあと3連勝して日本シリーズ進出ってのは出来過ぎだ。そんなことが起きれば本当に奇跡といえる。

しかし、この経験は間違いなく来季への自信、糧になるだろう。

 

 悔しい思いをして、全力を出し切って、経験を積め!

 

俺たちが見ている!

何があろうとも応援しているぞ! 

 

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