当ブログでは、バジリスク~甲賀忍法帖~の記事を多く紹介してきた。
今回は、満を持してバジリスクに登場する忍者達の強さランキングを紹介したいと思う。
それでは、早速どうぞ。
目次
バジリスクとは?
この作品については、下記の記事をお読みください。
バジリスク~甲賀忍法帖~ 強さランキング
バジリスクにおける強さとは、忍法の単純な強さ、忍者同士の能力の相性などに大きく左右されるが、個人の忍法の強力さに加え、基礎戦闘能力などの総合力で考えるものとする。
20位 伊賀朧
忍法をすべて無効化する強力な『破幻の瞳』を有するも、本人にヤル気なし
20位は伊賀の頭領・朧。
朧の忍法『破幻の瞳』はすべての忍法を無効化するという強力能力の代名詞のような効果だが、生まれつきの能力であって伸びしろはない。
また、朧本人は温和で争いを好まない性格の上、忍者なのに体術や剣術などはまったく身につけておらず、基本的な戦闘能力は一般人レベルである。
その能力の都合上、徹底的なサポート特化であり、仮にタイマンで忍者を相手取ったところで敗北は必至である。
また、劇中では小四郎が盲目になる直接的な切っ掛けを作る、源之助に対抗できる唯一の忍法『破幻の瞳』を自ら使用封印するなど、伊賀陣営においてほとんど大戦犯レベルの失態をやらかしており、頭領としては最悪である。
天膳も頭を痛めたことだろう。
19位 伊賀のお幻
忍法は不明も、不意打ちにて殺される
お幻のみ、劇中で忍法が明言されておらず、判明していない。
恐らく、鷹を使役する忍法ではないかと思われる。
かつての恋人・弾正に不意打ちで針攻撃を受けて死亡。やはり老いた忍者といわざるを得ない。
18位 甲賀弾正
口に含んだ含み針でお幻を殺すも…油断で死す
かつての恋人・お幻を口に含んだ含み針で殺害するも、一瞬油断した隙に即死したかと思われたお幻に刺殺される。
老いた故に対応できなかったのだろうか?
17位 朱絹
血霧の忍法はサポート向け
身体中から血を噴き出し、敵の目をくらます忍法を使用する。
不意打ちや攪乱・陽動向けの忍法で、必ずしも戦闘向けとはいえない。
しかし、丈介との戦闘を見る限りではそれなりの剣術の心得はある模様。
16位 陽炎
男は回避不能な忍法…も、本人がその気にならないと
抱いた男を猛毒の吐息で殺すという、まさにくノ一らしい暗殺忍法。
本人が絶世の美女ということもあって、陽炎が誘えば世の男はすべて殺すことが出来るだろう。
しかし、陽炎が情欲を抱かないと発動しないため、抱かれてから発動までのタイムラグがあることが欠点か。しかし、大好きな源之助に対しては常時濡れ濡れなため、2里きりの際に思いつめただけで感情が昂ぶり、忍法が発動されている。
また、能力の特性上女性に対しては効果が無い。
15位 お胡夷
恐るべき吸血能力も…忍者相手では分が悪いか
自らの肌から敵の血液を吸い上げ、干からびさせて死に至らせる。
こちらもくノ一らしい暗殺向けの忍法であり、奇襲及び暗殺にて真価を発揮する。吸血にどれだけの時間がかかるか不明であるが、血を吸った後は吐き出す必要があり、連続が効く能力ではない。
14位 地虫十兵衛
仕込み槍での奇襲に加え、蛇のような俊敏さ
四肢は無いが、代わりに蛇のような俊敏さを誇り、凄まじいスピードで野を駆ける。
舌も蛇のような長いものであり、身体の中に仕込み槍を持つ。完全に奇襲向けの忍法なので、本人も必殺にせざるを得ない、一度きりの忍法と言っている。
また、星占いが得意であり、甲賀勢の行動の指針にされることも多い。
13位 雨夜陣五郎
水に同化する驚異の忍法も、塩という明確な弱点が存在
自身の身体をドロドロのナメクジのようにする忍法を持つ。
こちらも完全に暗殺向け。また、水場で戦うことで同化し、縦横無尽に戦うことが出来る。
弱点としては、水分が無くなってくると行動不能に陥るということと、ナメクジと同じように塩に弱いということ。
12位 鵜殿丈介
身体がゴム毬のようで、直接戦闘では無敵?
身体がゴム毬のように柔らかく弾力があり、それを活かした戦闘を行う。
ゴムゆえに打撃に強く、切断攻撃に対しても抜身の刃程度であれば白刃取りのように受け切ってしまう。
また、見かけによらず冷静な判断能力を持ち、頭が切れる。
しかしクセモノ揃いの忍法勝負の中にあっては、まだ役不足であったか。
11位 小豆蠟斎
手足を自在に伸ばす忍法で、老体ながらも破壊力は抜群
手足を自在に伸ばす。
劇中では、強烈な蹴りで土壁を破壊するなどしており、老体ではあるが強烈なパワーを持っていることが伺える。
また、四肢を伸ばし鞭のように扱うことで多人数を相手取っても強い。
10位 蛍火
蟲や蛇を使役、感情的になりやすい性格は忍として×
蛇や蟲を使役し、操る。
実戦では敵の攪乱・陽動に使えるが、真価を発揮するのは索敵及び諜報活動に於いてであろう。蝶の鱗粉を用いることで、遠くにいる味方へも情報を伝える。
剣術もモブ忍者が相手にならない程度には腕がある。
だが、激情に駆られやすい性格はマイナス。かなりメンヘラの気がある。
9位 蓑念鬼
身体中の毛を操り攻撃
前身の毛を手足のように操る驚異の忍法を持つ。
毛を自在に動かすほか、針のように硬化させることが出来る。
好戦的な性格ゆえに、相手にとってはその姿は仁王像が如く映るであろう。
とはいえ血気に逸って盲目の豹馬を侮った油断と慢心など、好戦的すぎる節がある。
短気で功名心に逸るがゆえに、劇中ではその実力を存分に発揮できなかったのではなかろうか。
8位 夜叉丸
黒縄の術の威力は強力も、若手ゆえの経験不足も目立つ
伊賀衆の中では最も若い忍者。
女の毛を編み込ませた黒縄(こくじょう)という細い糸を武器として操り、その威力は岩石を容易に破砕させるほどの切れ味を誇る。
実力は折り紙つきなれど若輩ゆえの詰めの甘さも目立ち、忍法合戦に於いて重要となる巻物を弾正にスられても気付かないなど、あわや大戦犯レベルの失態をしでかしてしまった。
7位 風待将監
戦闘力は甲賀衆の中でも随一の武闘派
蜘蛛のような外見を持ち、戦闘スタイルもまさしく蜘蛛のようである。
ニカワ以上の吸着力を持つ淡を吐き出すことで敵をからめとったり、移動手段としても用いる。
弾正が御前試合にお供させたことからもその実力の高さが窺い知れるというものだが、圧巻は伊賀衆との初戦。
小四郎、念鬼、蠟斎という伊賀随一の3人を相手取ってその能力で圧倒。蛍火の胡蝶の舞が無ければ、伊賀は戦力を将監1人に半減させられていたかもしれない。
6位 如月左衛門
死相の術で多大なる戦果をあげる
他人の顔を自らの顔に写し取る術を持ち、体格すら変える。
非情なる謀略を以って伊賀勢を混乱させ、甲賀勢の中でも特に大きな戦果を挙げた。
基本は戦闘向けの能力でないが、本人の頭のキレもあって抜群の活躍を見せたため、この順位とした。
5位 筑摩小四郎
伊賀10人衆の中でも最も高い戦闘力
直接戦闘能力でいえば、天膳に「もっとも弦之介を討つことが出来る可能性がある」とまで評価されるほど強い。
『吸息旋風鎌いたち』は直撃させれば必殺の威力を誇り、本人の実力も高いために近接戦闘では無類の強さを誇る。
また、盲目となったことによって無明の域まで到達。最強を誇る『瞳術』も効かない盲人であるため、まさしく弦之介を討ち果たすことの出来る唯一の忍であったといえよう。
4位 霞刑部
隠形の術はまさに脅威
『隠形の術』という周りに同化する忍法を持ち、その潜入能力を以って伊賀衆を壊滅寸前まで追い詰めた。
隠形の術を最も有効に使うために自らの肉体を武器としており、片手で人の首を折るほどの怪力を誇る。
隠形の術で一人一人追い詰めていくその様は伊賀衆が刑部への恐怖で錯乱するほどであり、自らの実力を過信した刑部のスタンドプレーが無ければ甲賀の勝利はより犠牲が少ないものになっていたであろう。
3位 室賀豹馬
冷静沈着な甲賀の副頭領
常に冷静沈着で頭が非常に切れる甲賀の副頭領。
彼の頭脳は甲賀にとっての拠り所でもある。盲目ではあるが他の感覚が発達しており、剣術にも優れる。また、弦之介の行く末を誰よりも思い、無益な殺生を好まない人格者である。
弦之介の叔父であり、夜はその双眸が開き最強忍法『瞳術』を使用することが出来るため、夜間における戦闘には非常に強い。
2位 薬師寺天膳
不死身の忍法を持つ伊賀の副頭領
不死身という驚愕の忍法を持つ。
完全に息の根を止められても復活する。
しかしながら、この能力が敵に知られてしまえば弱いのではないかという疑問も残る(死体を拘束するなどの対策が取れるため)
そのため、秘密を知られた敵に対しては確実に倒す必要があり、無敵かといわれるとそうではなさそうだ。
それでも不死身の能力は強力の一言で、自らの命を賭すことで敵の能力を知る戦法によって情報戦でも優位に立つことが出来る。
ただ、その不死性ゆえに油断や慢心が多いことが欠点か。
1位 甲賀弦之介
必殺忍法に加えて、心技体ともに最高レベル
堂々の第一位は主人公・甲賀弦之介。
必殺無双の忍法『瞳術』はまさに最強を誇るチート能力であり、殆ど死角が無いとすらいえる。性質上、敵に能力を知られていても全くの無問題であり、悪意を持って弦之介に近づくだけで即死は免れない。
また、ある程度はこの術をコントロールできる描写も見受けられている。
盲目になっても剣の達人である天膳と互角以上に渡り合うなど、基礎戦闘能力も非常に高いことがわかる。
心・技・体すべてにおいて大将の器である。
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まとめ
というわけで以上、甲賀、伊賀の20人をランキングにした。
やはりこうしてみると、甲賀勢のほうが圧倒的に能力ん優れているものが多いということがわかる。伊賀は朧というハンデを抱えながらも、よく奮闘したという印象だ。
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