タイトル通りなわけですが、私はこれまでにも遊戯王について何個かの記事を書かせていただいており、それがけっこうな人の数に読まれているわけですね。ありがたいことです、、、
そんなわけで、感謝の正拳突き…じゃなくて、今回は「ぼくがかんがえる歴代の最強デッキ」をランキング形式で発表してみたいと思います!!!!
いやあ…やってみたかったんだよねこの企画。。。
とはいえ、言うまでもないことですがこれ系の記事を書く際は最初に「キメ」を作っておくことが重要だと思っております。例えば、昔のデッキと今のデッキを戦わせたってしょうがないじゃないですか。当時のカードプールありきで考えるであって、過去に最凶を誇ったワンキルデッキだって、波留うららやDDクロウで一発で止まったりするわけですよね。
てなわけで、私が今回のランキングを作成するにあたり重要視するファクターはこれ!!
- 当時の環境において、圧倒的な強さを誇ったデッキであるということ
- 当時の環境において、環境トップシェアを誇ったデッキであること
- どんなデッキに対しても五分以上に戦うことが出来た高い汎用性を持つデッキであること
- メタゲームに耐えうる高い総合力を持ち、或る程度長くデッキであるということ
主にこの3つを念頭に置いて選定していきたいと思います。
もう一度言っておきますが、このテの最強議論って「○○デッキ vs ○○デッキ」って構図で物事を考えがちなんですが、あくまで考慮するのはその当時環境に与えた影響度の高さなどです。
それでは参りましょうかねえ…
あ、先に言っておくとエクゾディア(最初期)は入れませんから(笑)
あれは別格というかなんというか…カードゲームの体を為していないので。
それではいきましょー!!
あ、ちなみになんですけど、今回ご紹介するデッキはすべてこちらの記事にて詳細に解説しております。
あまりきっちりとこの記事では各デッキを解説はしないので、もし興味がある方は上記リンクから当該記事を是非お読みくださいね。
10位 【真竜】
9期の最後期~10期の最序盤に大流行したカテゴリ。
永続魔法罠をリリースして召喚され、永続魔法罠を利用もしくはトリガーにして効果を発動できる上級モンスター群です。
10位にしてはいますが、私がまだ遊戯王プレイヤー現役だった頃はこれでもかというくらいに苦しめられた連中です(笑)
9期のデッキ全般に言えることなんですけど、強いカテゴリは拡張性能が高すぎるんですよ(憤怒)!!!
どういうことかというと、「強いデザイナーズデッキ同士を組み合わせる=更に強い」ってことで、この真竜はその最たるものでしたね。同時期のゲロ強絶許デッキに【十二獣】がいましたけど、そいつらと組み合わせても良し、特殊召喚を多用しないので『命削りの宝札』のようなパワーカードを無理なく採用できるし、壊獣やWWなどの出張セットもガンガン組み込める。
なんでこんなこと出来るかっていうと、デッキ内の基本パーツスロットが少ないからなんですよね。マスターP、ダイナマイトKみたいなパワーモンスターだけ採用し、デッキのメインエンジンにしているわけです。
【壊獣十二獣真竜】はマジでクソムーヴでした。強すぎるんだよこの野郎。
ちなみに、真竜皇というのもいます。こいつらもかなり強く、恐竜とタッグを組んだ【恐竜真竜皇】は10期で最初に覇権を取りました。自分も使ってましたがメチャ強でしたね…
9位 【猫シンクロ】
見た目は可愛い可愛いアイドルカードの猫ちゃんですが、その実態はムキムキのウルヴァリンを呼び寄せる悪魔猫です(モンハン2ndGかな?)
シンクロ黎明期に登場し、ぶっ壊れシンクロモンスター『氷結界の龍ブリューナク』と『ゴヨウ・ガーディアン』とともに環境をリードし続けました。
その高速シンクロの衝撃たるや凄まじいものでしたね。なにせ、今までのスタンダードなビートダウンデッキとは明らかに一線を画する攻撃力と展開力を有していましたから。
レスキュー・キャットからのシンクロ・コンボだけでなく、ダーク・アームド・ドラゴンなどの単体で強力な切り札、『おろかな埋葬』からの連続シンクロなど、優秀なパワーカードをたっぷりと登載。
環境は瞬く間に猫シンクロ一色。人権デッキの登場はやっぱりこの頃からですねえ…
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8位 【シンクロアンデット】
ダーク・ダイブ・ボンバーのせいでシンクロデッキがソリティアと化した時代。
覇権を握ったのは、それまで冷遇され続けてきたアンデットでした。
シンクロ素材は基本墓地に行くから、墓地を最大限有効活用できるアンデットはシンクロとの相性が悪いわけないんだよなあ。。。
アンデットチューナー『ゾンビキャリア』は初めての自己蘇生可能な革新的チューナー。アンデット族でチューナーであるということが強力なこのデッキにおいて、この付属効果も当時驚きを持って迎えられました。
今でこそそんなチューナー山ほどいますけどね。インフレしすぎやろ
7位 【甲虫装機】
世界大会でも王者に。
インゼクターが流行っていたころの遊戯王はムシキングとか呼ばれていましたねえ…
誰が使っても強いとか言われてましたけど、実際そうでした。キッズが大会で使ってても強いもんは強い。ダンホネするだけやし。
6位 【BF】
かなり長い間第一線で活躍したのがこのBF。
BFも誰が使っても強いとか言われてたけどそんなことない、実際はかなりプレイングセンスを要求される難しいデッキでした。というのも、ゴッドバードアタックは適当に打てばトーナメントシーンでは負けに直結するし、メタビート寄りの【旋風BF】や【墓地BF】なんかは更にその傾向が強かったです。
私は汎用性といえば第一にこのデッキが思い浮かびます。9期のゲロ強デッキ群とは違って、このデッキが活躍していたころはまだまともにモンスター同士のシバキ合いをしてましたからね。
私も長く愛用しましたし、思い出深いデッキの1つです。
5位 【征竜】
出ました、まあこいつは避けては通れないんじゃないでしょうかね。
なんで5位かっていうと、全盛期には同時期に【魔導】が環境を二分する存在として立ちはだかっていたからですね。とはいえ子征竜の力もフルに使えた全盛【征竜】を相手取るには基本先攻ゲーかますしかなかったので、やっぱり圧倒的なパワーだったわけです。
子征竜のほうが規制されても相変わらず環境トップ。しかも魔導が規制されて環境から消えたので敵無しです。確かに子征竜がいなくなったのでデッキパワー自体は下がりましたが、空いたスロットを相性の良い汎用カードで埋めればいいだけの話でした。
実質的にヴェルズ以外は対抗デッキが無いという惨状。準制限になっても環境トップに居座り続けたのだからカテゴリとしてのパワーは歴代でも最強クラスだったということでしょう。
4位 【カオス】
長く活躍したという点においてはこのデッキも相当なものです。
というかカオスモンスターである開闢、終焉ともにあまりにもオーバースペックというか、未来を先取りしすぎてるカード群なわけで、性能だけでみたら9期に匹敵するパワーを持つ単体性能なわけです。そりゃあ、当時の環境からすればチート以外のなにものでもない。
【スタンダード】タイプのデッキの中では最強であり、思い出深いものがありますね。活躍した歴史も長い。『カオス・ソーサラー』まで活躍したと考えれば相当なものです。
個人的には、【変異カオス】ですかね。世界大会優勝も果たしているし、色々できて面白かった印象。
3位 【十二獣】
はい。
私は9期終盤までYP(遊戯王プレイヤー)だったんですけど、このデッキ(というか十二獣というカテゴリ)ほどクソだと思ったのもなかなか無かったっすね。
まあ遊戯王やっていくうえで定期的にクソ強チートカードがリリースされるのは、もはやある種の諦観を覚えるんですがね。それにしたってとんでもない連中でしたね、この十二獣は。
何が問題かって、十二獣モンスター1枚から十二獣エクシーズモンスターをエクシーズ召喚できるっていうのが酷い。
つまり、十二獣エクシーズの上に別の十二獣エクシーズを連続して重ねるなんて言う芸当も可能なわけで、十二獣エクシーズモンスターがただのバニラだったら無問題だったんでしょうけど、そこは悪名高き9期。
あろうことか、ドランシアとかいう超お手軽制圧モンスターを出しちゃったんスな~
しかもクソ強万能サーチ効果持ちのブルホーンもおり、ブルホーン経由して十二獣サーチ→さらにドランシア重ねて制圧 とかいうクソムーブが可能だったんすね。アドバンテージ獲得の概念を大きく捻じ曲げていたと言っても過言ではありません。真面目にやってる他のデッキが馬鹿らしくなるわな。
更に更に、モルモラット展開や十二獣の会局を加えたらそりゃあもう一強もいいところですよ。
この頃は完全に十二獣しか人権なかったからなあ…
会局やモルモラットの出張性能のせいで、本当に誇張抜きでどんなデッキにも十二獣は出張していましたからね…
2位 【EMEm】
プレイヤーだった頃の私の知り得るなかで、屈指の一強状態を誇っていたデッキです。
判官贔屓もありますが、このデッキ以外は全部雑魚って言えるほどに突出した強さでした。つまり、完全にこのデッキ以外人権が無かったわけです。
うーん、まあ近年の遊戯王においても最強はこのデッキでしょうね。メタゲームにおいて異常な強さをもってましたから。
毎ターン1キルレベルの展開を安定して行えるし、とにかくハチャメチャでしたわ。
詳しくは、下記リンクの記事も参照してみてくだしあ。
【遊戯王 最強デッキ】『EMEm(エンタメイトエンタメイジ)』の変遷と思い出
1位 【サイエンカタパ】
栄えある?1位はこのデッキです。
なんで?と思う方もいらっしゃるでしょうが、このデッキの当時の暴れっぷりたるや酷いものだったのです。。。
何が酷いかって、基本1キルコンボがカタパルト・タートルと魔導サイエンティストの2枚で完結していることですよね。つまり、他の1キルデッキとは違ってデッキスロットを多くの汎用パーツで埋めることが出来るんですね。これが歴代1キル系デッキの中でも圧倒的な安定性を誇る所以になっているわけです(まあ9期のデッキ群、特にEMEmとかは先攻で完全制圧布陣を作るので先攻1キルデッキみたいなもんですけどね)。
魔導サイエンティストは単体でも傑出した攻撃性能を誇るので、コンボが始動しなくても通常のビートダウンデッキのように戦うことができます。強すぎるんですよねこいつ
なによりこのデッキを1位に推した最大の理由は、これだけ強力な1キルデッキでありながら、1年以上という長期間にわたって規制もされずに野放しにされていたということです!!
その期間、なんと1年と8ケ月!!約2年間にも渡って暴れ続けたわけですから、その寿命の長さも相まって当時どれほどのプレイヤーのヘイトを溜めていたのか図り知れません。
なにせ、先行1キル率8割超とも言われるとんでもなく恐ろしいデッキでしたから、現役の頃はまともなゲームバランスではなかったのは火を見るより明らか。
同時期のカオスですら寄せ付けない強さを発揮していたのに、規制がかからなかったのは運営の怠慢としか言いようがありません。
以上の理由を以て、1位には【サイエンカタパ】を挙げさせていただきます。
まとめ
はい。
かなり偏った感じになってしまいましたが、これは私が現役プレイヤーだったのが6期~9期だったからですね。異論は受け付けます。
今回を踏まえて思ったことですが…やっぱ9期ってクソだわ。
ー完ー
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