ついに殿堂入り
デュエプレで猛威を奮っていた『竜極神』がついにDP殿堂になった。
まあ、遅かれ早かれぶち込まれると予想していたプレイヤーは多かったと思うが、実際に殿堂になると寂しい思いもある。何せ、ありとあらゆるデッキでフィニッシャー兼色合わせとして採用されていたのだ。
『竜極神』がDP殿堂になった理由(公式)
カードの使用可能枚数の変更内容及び経緯
9月下旬から10月中旬にかけてランクマッチの対戦データを集計し、分析いたしました。
New Division及びAll Divisionにおいて、《竜極神》を使用したデッキの使用率及び勝率が高水準で続いていることを確認しております。
特に使用率は40%を上回る日が多く、特定のランク帯では45%を上回る日も発生しました。
この数値が今後も高い水準で推移すると予想される点から、ランクマッチの多様性と流動性に対する影響が懸念されます。上記のことから、下記1枚の使用可能枚数を変更いたします。
コントロールにはほとんど採用されていた上にガントラや武者などの中速ビートにすら採用されていたので、この採用率は納得だろう。種族にドラゴンを持っていることも強力で、『ザンゲキ・マッハアーマー』が入るロマノフなどにもサブフィニッシャーとして4投されていた。
『竜極神』がDP殿堂になった理由(プレイヤー視点)
とにかく汎用性が高すぎたことがその理由だろう。
この記事の『竜極神』の項目でも言及しているが、ゲキもメツも単体で異常なほどの汎用効果をもっており、その2体が1枚のカードに詰め込まれているのが問題だったというべきであろう。
高すぎるカードパワーは誰もが認めるところだったが、ナーフではなく一発殿堂入りとは少し驚きではある。
とはいえコントロールの色を歪めてでも赤を入れる最大の理由であったことから、その環境に与える影響度は『ボルバルザーク』に比肩すると言える。構築を歪めてでも投入したいということである。
現環境におけるゲキメツの立ち回りというのはかなり重要なウェイトにいたので、今後の環境は激変することだろう。
ゲキは5Cコントロールにおいて、最速ブースト、もしくは『フェアリー・ギフト』で飛んできて、黒緑速攻などのアグロを壊滅させてきた。ジャック・アルカディアスと並び、2000以下の人権を剥奪した罪は深い。
ゲキはやっぱりコスト4以下とりあえずニメイトが意味わからん。蘇生範囲が広すぎる。弱いわけがない。こいつはなんでも出来ます。
なんでパワー21000なんや?とりあえずぶん殴っておけば確実にアドバンテージを奪える。
私は『キングダム・ゲオルグ』がナーフされたからここまで環境でゲキメツがのさばったと考えている。ゲオルグ天門全盛のころは、リンクする前のゲキ、メツをタッパー効果でしばき倒す役目をゲオルグが担っていた節がある。かといって、ゲオルグが許されるわけでもないが。
これからのコントロールデッキは…
ゲキメツという最強のフィニッシャーを失ったコントロールデッキ、特に5Cコントロールは大きなパワーダウンを免れないだろう。赤を入れる意義がジャック・アルカディアスしかない。新たなフィニッシャーとして、ボルメテウス・サファイア・ドラゴンなどに活路を見出すことになろう。
とはいえ、まだ優秀な汎用ゴッドとしてゼンアクがいる。だがcipが無いのでやはりゲキメツの代わりには成りえない。速攻相手にも正直厳しい。
何より、『バイオレンス・フュージョン』デッキは最有力のゴッドを失ったことで組む意義が大きく薄れてしまった。
最速ブーストで出す意義が大きかったフィニッシャーがいなくなり、5Cコントロールは衰退するか。
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