私は基本的にはユーチューバーなる動画配信者は観ない。
と、いう食わず嫌いをしてきていたのだが、最近は普通に観るようになってしまった。
もともと私は昔からニコニコ生放送などで特定生主のリスナーとして活動をしてきていたので、アングラ感が全く薄れてしまったユーチューバーなど観る気が全くしなかったという経緯がある。
しかしながら、最近は過去の例に漏れず過激なことをやって視聴者を集めるタイプのユーチューバーが台頭。若年層を中心に人気を集めている。
まあ、私に言わせれば結局今も昔もやっていることは変わらないということだ。
人気がある連中は若いというだけの話。
今はSNSでバズるため、アングラ感もまるで無く、『健全に不健全』といった様相すら呈している。
前置きが長くなった。
とかく、私は最近ユーチューバーを積極的に観るようにしている。チャンネル登録はしないが。
youtubeは「貴方へのオススメ」として勝手に関連動画に無関係の動画が表示されたりするので、専らWikipediaのリンクを辿るがごとくサーフィンを繰り返している。
この1週間足らずで、なんとなくユーチューバー界の事情は見えてきた。
少し前まではヒカキンなどを毛嫌いしていたとはいえ、やはりサブカルクソオタクの血が疼くのである。
ちなみにヒカキンは一周回って好きになった。なんかちゃんと観てみると普通におもしれえわ。
と、いうわけで最近私がお気に入りのユーチューバーがいる。
それが…
デカキン(Dekakin)
である。
デカキンとは?
端的に言えば、日本最強のユーチューバーであるヒカキン
の物真似をして飯を食っている太ったオッサンである。
2年ほど前に淫夢厨のオモチャにされていたあたりから名前だけは知っていたのだが、どうやらこの太った鼻から上だけヒカキンに似た人は、単体でも優れたコンテンツ力を発揮していたらしい。
チャンネル登録者数も30万人越えで普通に人気者である。
流石は元芸人といったところか。
私がデカキンを好きになった理由
私が関連動画のオススメ動画などから様々なユーチューバーの動画などを観て回っていたというのは前述した通りである。
だが、まあ面白いと感じるもの、感心するものもあれば、やはりというか不快に思う動画も多分にあった。
私はそんな連中は嫌いである。
なので例によって過激系ユーチューバー(禁断だのラファエルだのへキトラだの)は嫌いになっていった。
しかし…デカキンとコラボしてる動画を観るとなんだか微笑ましくなってきてしまう現象が発生。
要はデカキンはyoutuber界の清涼剤として機能していたのだ。
なんということだ…
私も人を嫌いになるということはイヤなことだったので、デカキンに救われた形となる。ありがとうデカキン。やっぱデブっておもしれーわ。
チャンネル登録はしないけど
そんなデカキンさんの夢はクレープ屋さん
デカキンはユーチューバー事務所の『ジェネシスワン』に所属していたそうだが、このたび辞めることにしたらしい。
ユーチューバーは事務所に所属すると、大体所得の20%をピンハネされるそうだ。
そら辞めたくもなってくるわ。20代前半までならいざ知らず。
個人でやれる力があるのであれば、当然個人でやったほうがいい。
デカキンはクレープ屋さんをやりたいらしい。この動画でも、また別の動画でも度々そのことについて言及している。
それが本当か嘘かはさておき、動画配信者の自営業はやめたほうがいいと私は思う。
リスナーやファンから愛される店を持つ、というのは確かに現実的で素晴らしい夢と思えるかもしれない。
だが、配信界の中ではそうして夢破れていった配信者がごまんといるのだ。
力也「駄菓子屋ふわり」
ニコ生で力也という配信者がいる。
彼は3年ほど前、『綿菓子屋ふわり』という店をスタートさせた彼だったが、5か月ほどで閉店。
元より問題が多くあったわけだが、最初は物珍しさで来客があったとしても、いくらリスナーといえどもわざわざ毎度のように綿菓子なんて買いに来るわけがない。
近隣住民とのトラブルもあったようだ。
Live Bar D+(ライブバー・ディープラス)
もはや伝説となっているD+騒動。
登場人物全員ガイジ
要はニコ生主が店員として働き、ニコ生を配信できるBarというコンセプトである。
端から見ている分には非常に面白かった。
ニコ生にはアウトローのおっさんが多く、一癖も二癖もある連中ばかりだったので、さながら動物園を観ている気分だった。
この連中に比べれば、今の若いユーチューバーはどれだけ平和的だろうか。
まとめ
仮にデカキンがクレープ屋を始めるにせよ、ちょくちょく動画のネタとして登場することになるだろう。
そして他のユーチューバーたちの動画のネタにもなる。
しかし、一人で飲食店を経営するのは体力的にきついだろうし、家賃代を考えれば大した粗利にもなるまい。
もし夢を叶えたとしても、もって1年というところではないだろうか。
時給を考えても、動画の収録に当てたほうが遙かに良いだろう。
しかし、話題先行逃げ切りという形で、期間限定でやってみるのも面白いのかもしれない。
どちらにせよ一生の仕事ではないのだか。
なんにせよ、デカキンの今後に期待したい。
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