【尊師】加藤純一(うんこちゃん)の信者『信者衛門』が気持ち悪い理由とその歴史

もはや国内の配信業界において、向かうところ敵なしの加藤純一。

 

ニコ生主時代のかつてのあこがれだった横山緑はすでに(数字上では)ダブルスコア以上に突き放しており、5,000人を集めたら国内トップの配信者だというのに、アベレージで5万人以上を集めるというバケモンみたいな視聴者数を抱えています。

タメを張れるのはVtuberか、若者に人気のYouTuberくらいのもので、彼らの人気は一過性のものがあるということ、ファンに流動性があることを考えると、10年以上活動するいち配信者が、ここまでの人気を維持しているのは異常です。あらためて、配信黎明期から第一線で活躍している彼の凄まじさがわかるというものです。

 

そんな国内トップクラスのストリーマーとして活動する「うんこちゃん」こと加藤純一の信者は「信者衛門」と呼ばれていますが、その評判はすこぶる悪く、ネット界のゴミ、掃き溜めとまで言われています。

 

私もそう思います。集団の威を借り、陽キャには媚びて弱者を叩くその様はまさにクソです。「虎の威を借る狐」とはまさにこのことでしょう。

 

なぜ、いちゲーム実況者のファンがここまで嫌われているのか、その歴史と理由についてまとめていきます。

もともとゲーム実況界では類を見ない、宗教のようなコミュニティを形成していた

信者衛門

もともとうんこちゃんはゲーム実況者としてデビューしたあとは、ニコ生で生主として活動していました。

2009年に実況者デビューして間を置かずニコ生主として活動を開始したので、最古参に当たる部類ですね。当時のニコ生は暗黒放送やウナちゃんマンなど、アウトロー系の生主が幅を利かせており、必然的に彼らに寄せるような内容の配信スタイルが確立されたのだと思われます。

 

ゲーム実況でデビューしたものの、その後は今は無きUstream、そしてニコ生で生配信を開始。

そのトークの面白さから瞬く間に人気生主としての地位を確立しました。軽快なトークと中毒性の高い配信内容、そしてうんこちゃんとリスナーが形成する独特の文化にリスナーは魅了され、いつしかうんこちゃんリスナーは「信者衛門」と呼ばれるようになりました。

強い宗教色

うんこちゃんは「女は帰れ」等の差別的・過激な発言で分かる通り、コミュニティ内に特定の敵を設定し、リスナーを集めていた節があります。第二次世界大戦ヒトラーが、ユダヤ人を共通の敵として設定することででナチス・ドイツ一致団結させ掌握したように、極端な思想のもとで民を同じ方向に向けさせるというのは絶大な効果を発揮するわけですね。

 

まあアングラ感満載の当時のニコ生だから出来たことでもあります。

 

心理的な連帯感も生まれらので、「ここには俺らの居場所がある」と感じたリスナーが多かったのではないでしょうか。

それらの要素も重なり、うんこちゃんはその総大将としてリスナーから絶対的な崇拝を集めていったのです。

尊師

極めつけは2012~2013年で、このころはオウム真理教の元信者で指名手配犯が捕まり、オウム特集が組まれるなど、社会的にオウムへの関心が飛躍的に高まっていた年でした。

それが影響してか、うんこちゃんは今季の配信のテーマを「尊師」としました。もともと教主と信者のような関係性だったので当然、リスナーはうんこちゃんを「尊師」と呼ぶ風潮が高まります。

 

このころのうんこちゃんはそれに乗っかる形でコミュニティ名を「第7サティアン」に変更。ちなみにサティアンとはオウムの宗教施設のことです。かなり不謹慎ですが、まあ当時の(今もか)ニコ生は閉じコンなので。

尊師!?

これによって、もともと宗教臭かったコミュニティはさらに加速していくことになります。

(ネタ感が強いとはいえ)ここまで崇拝に近い感情を抱かれる配信者というのは異質です。こうしてニコ生でも一線を画す存在になっていったわけです。

数の暴力で他者を攻撃する信者衛門

このように一部例外を除いて他者を排斥する独特なコミュニティを形成していたのですが、そんな内輪ノリを外部に持ち出す衛門現れ始めます。具体的にはうんこちゃんを礼賛する定型文を他の配信者や実況者、歌い手の動画に連投しまくるというものです。衛門はそれを「布教」と呼んでいました。

 

当人たちは自分たちが崇拝するうんこちゃんをいろんな人に知ってもらいたいという一念だったかもしれませんが、何も知らない人間にとってはキモいことこの上なく、非常にタチの悪い荒らしとして認識されていきました。

 

当然ですがただ面白がって荒らし行為をしたい人間も多数いるわけで、そのような愉快犯も加わり、絶対数の多さでその悪名を広げていったわけです。

 

ついでに高田健志インターネットミームと化しました。高田健志って偉いよなあ!?

高田健志のお通り

 

そして、攻撃性の高さも信者衛門の特徴でした。

 

誰かがうんこちゃんを馬鹿にしたと聞けば、一斉に飛んで行って荒らし行為、特定行為を行い潰したりしました。

なので、まさしく腫れもののように扱われていたこともあります。

そして今に至る

あれから数年が経ちタレント路線に変更、新しいファンも多く取り込むことに成功しましたが、結局のところキッズは定型文を使いたがるので、内輪ノリを外部に持ち出す文化だけは根強く残ったようです。

 

いいね正解大卒やあひんあまずいやめべ座して待つ加藤純一最強

 

これらのインターネットミームは今や様々なところで目にします。

 

もはやここまでくると加藤純一というコンテンツ自体が、インターネット文化に大きな影響を与えたと言えるかもしれませんね。

ただ信者の狂暴性も健在で、さらにキッズも爆増も手伝い、話題に出すと荒らされてしまう恐れがあるということで、他の配信者からは最近までヴォルデモート卿のような扱いでしたね。FPS配信者との交流、そしてネジキクリアで、だいぶそれが薄れたような気がします。

 

Vチューバーに対する絵畜生発言など、うんこちゃんらしいところはギリギリ残しつつも、タレントなので差別発言には気を付けてほしいところです。

あと、加藤さんの発言を、自分の発言のように使うのはキモイので極力やめましょう。そういうところやぞ

教訓・まとめ

・信者衛門が嫌われているのは10年前から変わらない

・コンテンツが大きくなっても本質的なところは変わっていないようだ

・過度な内輪ノリを外部に持ち出す行為はキモイので、極力控えるようにしたほうが良い

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3 Comments

アバター 匿名

2012年前後の頃の信者衛門は高田健志を荒らしのおもちゃとして使っていた(蛟ガード)だけで、うんこちゃんを布教する意図とかはありませんでしたよ

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