サブカルクソブログ

『ゴルゴ13』個人的オススメ超傑作エピソードランキングベスト10!

       俺の背後に立つな!

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突然だが、私はゴルゴ13が好きなのでゴルゴ名エピソードをランキングにして皆さんに紹介したいと思う。

何故かって?ゴルゴ13が大好きだからだよ!!喰わず嫌いのサブカルクソオタクどもには是非とも読んでほしい。

まあ~連載45年超ともなれば、何を読めばさっぱりわからんって方もいることだろう。ゴルゴは面白い。超面白いよ。この面白さを色んな人にもわかっていただきたいので、この記事を作成した次第。

では、いきましょう。

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10位 第1話『ビッグ・セイフ作戦』

第二次大戦末期、ナチスドイツの下で大量のイギリスポンド紙幣が偽造された。計画を主導したのは、元ナチス親衛隊隊長のベルンハルト・ミューラー。ミューラーはナチ崩壊後、その偽造紙幣を抱えて逃亡し、連合軍の捜索からもうまく逃れ、現在はスイスに潜伏して要塞さながらの堅牢な邸宅に籠もっていた。偽紙幣はナチスの高度な技術を駆使して造られた精巧なもので、市場に出回ればポンドの大暴落は避けられない。ナチ戦犯センターが解体される日を目前にしてミューラーの殺害を決断したMI6は、フリーランスの暗殺者を雇うことにする。コンタクトに応じて姿を現したその暗殺者は、「ゴルゴ13」という不吉な異名を持った東洋系の男であった……

ゴルゴ13のエピソード一覧 - Wikipedia

 

まずは10位に記念すべき第一話がランクイン。

いや、ぶっちゃけそこまで好きなエピソードでもないけど、これはお約束ってやつね。

この頃の(最初期の)ゴルゴはかなり饒舌。

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今のように超然とした感じじゃなくて、それなりにうっかりの失敗もあった。まあ範馬勇次郎然り赤木しげる然り、初期のキャラが固まってない頃はよくあることである。

とはいえ、ゴルゴの場合は経験を経て老成した、と言ってもよいのかもしれない。アカギも中二病が好好爺になった感じだしね。勇次郎は知らん

 

とりあえず、といった感はあるがまずは1巻から読むのは定石ともいうべきだろう。

 

このエピソードが載っている巻はこちら!

 

9位 第160話『ガリンペイロ』

「ガリンペイロ」とはアマゾン流域で金鉱山発掘に従事する労働者のことである。が、警察の捜査を逃れた凶悪犯罪者が多く、その実態は山賊と変わらない。ガリンペイロに村を焼き尽くされ妻と娘をなぶり殺しにされたインディオのマリオは、ゴルゴに連中の殲滅を依頼し、それを遺言のようにして息を引き取った。命と引き換えの依頼を引き受けたゴルゴは、武器を大量に買い込み大掛かりな掃討作戦の準備を開始する。が、それに次いで彼がとった行動は、旅客機のハイジャックであった。一見してまるで関係がなさそうな行動をとったゴルゴの狙いとは?

 

村と家族をヒャッハー!!したガリンペイロに復讐を誓う依頼者の末期の頼みに応えるゴルゴのデューク東郷(=ゴルゴ13)の粋っぷりが目立つ作品。

依頼金代わりとなるクズ同然のダイヤを見て一度は「警察を頼るんだな」とあしらうゴルゴだったが、「警察(公安部隊)なんて信用出来ねえ!あいつらはもっとタチの悪い無法集団」とマリオは吐き捨てる。なんと、本来治安を取り締まる公安部隊でさえもが、むしろガリンペイロや無法者たちのせいにして牧場や農場を荒らす外道共だったのだ。

敵討ちに臨み返り討ちにあった傷から、ゴルゴに縋りつくようにマリオはこと切れる。ゴルゴはマリオの最期をを見届けた後、クズダイヤを手にしてその場を立ち去ったのだった…。

 

ゴルゴ史上、もっともゴルゴが赤字で依頼を遂行したエピソード。

どういうことかというと、一銭にもならないようなクズダイヤをもらい受けたにも関わらず、総額で何億円規模という準備をしたということ(スティンガーミサイルや機関銃などの重戦闘兵器を埋伏させる、ワルどもをおびき寄せるための身代金など)。

つまり、殆ど慈善事業みたいなもんである。断っておくが、決してゴルゴは無償で困った人を助ける正義のヒーローなどではない。徹底的にビジネス・ライクな、超一流のプロなのである。しかし、彼を動かすのはカネではない。自分自身に課せられた、"ルール"である。この"ルール"は、どのような権力者であろうとも、ゴルゴ自身でさえ破ることは出来ない(このルールを破った者の末路は言うまでもないだろう)。今回の依頼もゴルゴの"ルール"に則り得る…もとい、足り得る依頼だったということだ。

ゴルゴの矜持の一端を垣間見れる作品。別に依頼者のターゲットにされてないのに、ついでの如く壊滅させられる公安部隊が笑える(自業自得だが)。

 

このエピソードが収録されている巻はこちら!

 

8位 第399話『冥王の密約』

 アメリカ・ネバダ州のネバダ核実験場にて、軍医として勤務するドクター・アーノルド・ノイマン。長年にわたり核実験にまつわる放射能の調査を行ってきた影響で自身もガンに冒された彼は、「被曝復員兵士の会」のメンバーとしてその実体と危険性を世に伝えるべく活動を続けていた。ある日、彼は実験場に放置されたサバイバル実験用の廃屋の中で、大怪我を負った男――ゴルゴ13と遭遇する。殺害した標的の部下に追われ警戒していたゴルゴに銃を向けられるが、その直後にフォールアウト事故が発生。逃げ遅れたノイマンはゴルゴを連れて廃屋の下に設置された地下室に潜り、治療を行う。ゴルゴは身を挺して己を救ってくれたノイマンに感謝し、彼が睡眠中に自身の連絡先を残して姿を消す。

受けた借りは必ず返す男 それがゴルゴ13

この作品においては、ちょくちょくゴルゴを手助けする人たちが現れる。それは真の善意からくるものであったり、高額な報酬や矜持からくるものであったりするのだけれど、大抵の場合、ゴルゴは自分に協力してくれた人々には、最大限の誠意で応える(多額の報酬や寄付など)。

特に自らの命を救ってくれたものに対しては、敬意を持って接し、自らの命を賭すことも厭わないほどである。

 

この『冥王の密約』はまさにそんな話。自らが放射能に被爆する危険があるにも関わらず、医者としての使命を全うしたドクター・アーノルド・ノイマンに対し、ゴルゴは深く感謝する。

「あんたの目的など俺には興味のない事だが・・・あんたは危険を冒して俺を救った・・・借りは返す・・・俺に、出来る事があれば、いつでも呼んでくれ・・・」

ノイマンは原子力に反対する『被爆復員兵士の会』のメンバーであった。

原子力推進派の過激派グループから命を狙われるノイマンだったが、間一髪でゴルゴがノイマンを救う。しかし、ノイマンの身体は既に放射能を浴びたことの影響により、癌に蝕まれていたのだった…。

 

その後、134話『パッチワークの蜜蜂たち』において、約束は果たされることとなる…。

時系列は『冥王の密約』→『パッチワークの蜜蜂たち』だが、掲載話数は逆。

ノイマンの献身と、普段は血も涙も無いキリング・マシーンであるゴルゴの義理固さが熱い。

 

このエピソードの掲載されている巻はこちら!

 

事実上の続編『パッチワークの蜜蜂たち』が掲載されている巻はこちら!

 

7位 第307話『静かなる記念日』

 ユーゴスラビアのとある村。クロアチア人とセルビア人との勢力争いの境界にありながら不思議に平穏なこの村には、近くで紛争が起こっても何故かどんな軍隊も攻撃を仕掛けてこない。村人達が「記念日」とする13日の金曜日に村を訪れたイギリス人旅行者は、10年前の今日、チトー大統領死去直後の動乱の時期、村に現れた一人の男の話を聞くことになる。

セルビア人軍隊によって制圧されたクロアチア人の村・ブコバロア。

戦時中の占拠された土地の例にもれず、暴力を背景に村は荒らされ、女性は乱暴される。軍隊の横暴に耐えかねた村が頼みの綱としたのが、超A級スナイパーのゴルゴ13だった。ゴルゴに依頼をさせまいと、村人を追撃する軍隊。村の青年ミランは命懸けでゴルゴに遭うことが出来たものの、報酬として村人がかき集めた宝石を無くしてしまう。もはや満身創痍のミランは、母からの贈られた古い指輪でなんとか依頼を遂行してほしい、と必死に頼み込む。

 

「要件を聞こう…」

 

「おおっ…!ゴ、ゴルゴ13!!」

 

『ガリンペイロ』と同じく、ゴルゴの仁義が光る。

夕陽を背景にゴルゴに依頼するシーンがカッコいいスな~

 

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6位 第134話『鬼畜の宴』

ロスマクドナルドとペテンセン、金と暇をもてあました2人の富豪の醜悪な饗宴は退廃の極みに達していた。人間狩りにも飽きて並大抵の刺激では満足できなくなった2人は、ゴルゴに狙われていると偽って「スパルタカス」と名乗る超一流の狙撃手を雇い、彼とゴルゴを戦わせようと考える。スパルタカスはローマのコロシアムの遺跡にゴルゴを呼び出す。隠しカメラを通して固唾を呑む2人の富豪が見守る中、古代の剣闘士もかくやの世紀のガンファイトが始まる。

ゴルゴファンの評価も非常に高い傑作。

サブキャラのスパルタカスも、たった1話の登場ながら知名度が非常に高い。 

お互いが世界最高峰の殺し屋である。ゴルゴと互角以上に渡り合い、最期はお互いに健闘を称えあうプロの矜持が素晴らしい。

 強敵とかいて『とも』と読む、そんな北斗の拳みたいなライバル感はゴルゴには無いのだろうけれど、自分たちを欲望を満たすためだけの道具として扱った醜悪な豚どもには報復を与えねばなるまい。

末期のスパルタカスはゴルゴに依頼をする。

 

自分の全財産と引き換えに、自分を利用したクズどもを抹殺してくれと!!

 

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ノベル版

 

5位 第456話『ノモンハンの隠蔽』

中堅の精密機械メーカーを経営する溝口浩樹は、死の床についた父からとある条件と引き替えに遺産を全額譲渡する話を持ちかけられる。その条件とは、太平洋戦争の二年前に起こった日ソ国境紛争「ノモンハン事件」にまつわるものだった。激戦により血で染まった大草原のどこかに、一万人を超える戦死者達の想いを結集したとある「遺品」が埋められているのだという。戸惑いながらも父の条件を引き受けた溝口は、かつての父の部下であった来栖と共に、同じく部下で「遺品」の行方を知る男のいるというフィリピンのミンダナオ島に向かうが……。

 「謎を解き明かす系」が多いゴルゴエピソードの中でも、特に好きな1話。

謎解き、そして対決。ゴルゴ13らしい非常に読み応えのある作品で、『戦争』をテーマにしたエピソードの中でも抜きんでて面白い。

歴史に葬られた闇、戦争犯罪…。結局のところ、当事者にしかわからないんだよなあ。慰安婦問題然り…

 

隠蔽されたノモンハンの真実、散った戦友たちの思いが込められた「遺品」とは何なのか?

 

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4位 第456話『アナライズ・ウクライナ』

2006年、MI6は新聞広告でエージェントを募集して話題になった。それに応募して採用されたのが、ジェレミー・デイビスという若者だった。ある日、ジェレミーがトイレでさぼっていると、他のエージェントの会話が漏れ聞こえた。ウクライナで、大統領と首相の専用車が狙撃された、ただ防弾ガラスで、大統領も首相も無事だったという。ジェレミーはこの話を飲み友達のダグ・ヒギンズに伝える。ダグはかつてMI6で有能なアナリストとして働いていたが、今は身を持ち崩していた。ダグの解釈によれば、親欧米の大統領と、親ロの首相、両方に同時に威嚇した、ということは、ウクライナの民族主義者の仕業と考えられるという。やがて、そのグループの正体は、ガリツィア師団と判明し、MI6はリーダーの暗殺をゴルゴ13に依頼する。

私が大学時代に読んで、大きく感銘を受けたエピソード。

独立なんて言われても、一度も諸外国からの占領政策を受けたことが無い日本の若者にゃピンと来なかったのだけれど。…ん?アメリカ?

ウクライナ人民の独立への渇望は、私たち「日本人の若者」には到底理解が及ばぬことだろうと思う。この作品では、「ウクライナの真の独立」について言及されている。20世紀中に4回も独立宣言をしたものの、4回とも挫折したという、辛酸を舐め尽したウクライナ苦難の歴史も……。


『極東に日本という国があるが、一貫としない外交により国の主張がふやけてしまい、この国の若者は独立心が存在しない。しかし、それがどれだけ幸せな事か?……私は羨ましく思える……』

 

このエピソードが収録されている巻はこちら!

 

 

いよいよ以下からはベスト3、特に本当に面白い名作をピックアップしました。

ゴルゴを1度読んでみたいと思ったら、以下の3話は絶対に読んでみてください。

3位 第100話『芹沢家殺人事件』

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かつて警視庁で刑事を務め、現在は防衛庁副長官である後藤の下を、往年の同僚・安井修記郎の妻が訪ねる。安井修紀郎は終戦直後の1946年6月に起き、ついに未解決のまま時効が訪れた「芹沢家殺人事件」の捜査を共に担当した仲だった。安井宅に招かれ久々に旧友に対面した後藤は、「お互いの人生を変えてしまった」この事件を振り返る。


「や、やつは……」
「やつは!?……」

 

記念すべき100話目はゴルゴのルーツもの、かつファンブック『ゴルゴ学』で 見事ファンが選ぶエピソード1位に輝いた名作!

しかも、この話が初掲載されて40年以上が経った今なお、シリーズ最高傑作として名高い。

この記事において、3位以降のエピソードは個人的にも全力でオススメできるので、迷ったら是非全てを一読してほしい。

 

ゴルゴという超人を絡めた、これはまさに傑作ミステリと言ってよいだろう。

ゴルゴの正体は?これは、読者も原作者のさいとうたかを氏をも知らぬ永遠の謎となるテーマだ。ゴルゴを超常の存在足らしめるためには、恐るべき理由付けが必要だ。

このエピソードは、作者が凄まじく力を入れて書いた脚本であろう。そして、ゴルゴは自らの素性を探るものを許さない。

原作から既に独り歩きしているからこそ、ゴルゴという超A級スナイパーは伝説なのだ。

 

このエピソードが収録されている巻はこちら!

 

2位 第382話『黄金の犬』

フランスパスツール研究所の天才女性学者が遺伝子操作で非常に強力な新種の狂犬病の病原体を作り上げた。それを世界の要人の襲撃に使おうと考えたイスラム原理主義組織は女史を誘拐するが、組織の構成員の一人が裏切り、女性学者の可愛がっていたゴールデン・レトリバーを研究所の所員に引き渡す。構成員は組織に射殺されてしまうが、組織の支援者の富豪は息子であった構成員が殺されたことに激怒し、組織のリーダーの暗殺をゴルゴに依頼する。用心深いリーダーの居所は皆目わからず、ゴルゴは研究所に保護されていた犬を逃がし、犬の追跡能力を利用して囚われている女性学者を見つけ出させ、同じ場所にいるであろうリーダーを見つけ出そうとする。自身もブリーダーの下で訓練された優秀な犬を何匹も引き連れ、ゴルゴはレトリバーの後を追う。

「 まるで……魔法だ!!や、奴は東洋の悪魔かっ!?…… 」
「 短時間でこうまで犬との信頼関係を作り上げるとは……ゴルゴ13……」

 

シナリオとしての最高峰は『芹沢家殺人事件』で間違いないが、このエピソードは犬好きには涙腺崩壊モノだ。 

 

ターゲットを探索しスナイプする上で、ゴルゴはパートナーとなり得る4匹のイヌを選定し、目的達成のために連れていく。

今回、ゴルゴが選んだイヌたちは一芸には非常に秀でているものの、気性や他の能力に問題があり貰い手が無い悲しい雑種のイヌたちであった。

だが、敢えて総合能力が高さではなく扱いにくいイヌを選んだゴルゴのもと、恭順したイヌたちはその秀でた能力を如何なく発揮。イヌたちとの絆で難関を乗り越え、ゴルゴは遂に任務を遂行せしめる。

 

だが、後方には既にゴルゴを追い詰めんとするフランスの特殊部隊が迫り来ている。ゴルゴが逃げ切るにはイヌたちを見捨てていくしかないが…。

 

イヌたちを見つめるゴルゴ。その冷徹な瞳の奥底に覗くは慈愛か…。

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感涙モノのラストシーンは必見。

 

犬はかけがえの無い、人間のパートナーであり
その関係は神秘的ですらある
そんな犬好きの誰かが言った
「子供が産まれたら子犬を飼うがいい
子犬は子供より早く成長して
子供を守ってくれるだろう。
そして子供が成長すると良き友となる
青年となり多感な年頃に犬は年老いて、死ぬだろう
犬は、青年に教えるのである
死の悲しみを」

 

このエピソードが収録されている巻はこちら!

 

1位 第213話『2万5千年の荒野』

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カリフォルニア州郊外の原子力発電所でトラブルが発生。解決には原子炉に充満する蒸気を逃がさなければならないが、肝心の逃がし弁は超過勤務を強いられた職員のミスで壊れてしまっていた。もし原子炉が爆発すれば広島型原爆の数百発分の放射能が散布され、ロサンゼルスが2万5千年の死の街に……!偶然ゴルゴの狙撃を目撃したプラントの設計者・バリーは、蒸気を逃がすためにサージ管を狙撃で撃ち抜くことを依頼する。だが、狙撃場所はメルトダウン寸前の原発の中だった…。

 1位は『ゴルゴ学』の読者が選ぶエピソード投票でも2位を獲得した屈指の名作!

 

原発技師のバリーとゴルゴのプロフェッショナル同士の矜持が非常に熱いが、このエピソードの本当の凄さは、まるでチェルノブイリ原発事故や福島原発事故を予言しているかのような話の盛り込みだ。

 

・企業側と規制側の癒着
・原発利権と環境問題に割れる地元世論
・ささいな偶然とミスが重なり何重もの安全システムが崩壊する人災の恐ろしさ

と原子力をめぐる問題点が不足なく盛り込まれている。

技術の進歩に人間の進歩が追いつかない……
この問いかけは四半世紀を経てもなお本作の鳴らした警鐘が意味を失っていなかった現実によって証明されてしまった。
ラストシーンの「どうしたらいいんでしょうか?」というパーマーの問いには、30年たっても答えは出ていない。

2万5000年の荒野(ゴルゴ13) - アニヲタWiki(仮) - アットウィキ

 

 改めて、ゴルゴ13という作品の構成力の高さに驚かされた次第である。日本人にとって、原発問題に深く関心を持ち始めたのはあの3.11のフクシマからだからである。この作品は、30年以上も前から原発に対して警鐘を鳴らしていたことになる。

 

結局、人は過ちを繰り返すのだろうか…?

これは、我々ひとりひとりが考えていかねばならないことなのである…

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このエピソードが収録されている巻はこちら!

 

おまけ ゴルゴ13ワーストエピソードは…?

長い長い歴史を持つゴルゴ。神作品であることは言うまでも無いが、これだけ長い間連載を続けていると、当然ながら外れエピソードも存在する。

最後におまけとして、ゴルゴファンの間でも最も評価の悪いエピソードを紹介して〆としよう。

第111話『氷結海峡』

 遭難者として保護したイヌイットは米国のスパイだった。ベーリング海峡を挟んで米国と鼻先を突きつけ合うソ連のウェーレン基地は、このイヌイットのジョー・アガスラックに軍事機密を奪われ逃亡されてしまう。ベーリング海峡は冬期は海が氷結するため徒歩でも渡ることは不可能ではない。とはいえそれは、「最強のイヌイット」と名高いジョーをもってしてこそ可能なことであった。ブリザードが吹きつける厳寒の中では偵察機を飛ばすこともできず、ソ連はゴルゴにジョーの追跡と抹殺を依頼する。

賛否両論回。というか否定意見のほうが圧倒的に多い。

なんでここまで否定意見が多いのかというと、ゴルゴのターゲットを殺すやり方があまりにもスマートじゃないから。ゴルゴがまるで卑劣漢である。

そのやり方というのは、ターゲットの婚約者を強姦し、その悲鳴を録音したテープを聞かせて我を忘れた隙に狙撃するというもの。

 

これはゴルゴではない…。男女のまぐわいにおいては、正攻法な意味で女性に悲鳴を上げさせるのがゴルゴなのだ。女には女の悦びを与えるのがゴルゴなのだ。

 

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こんなゴルゴは見たくなかった、と言わざるを得ないだろう。手段を選ばぬプロ、と言ってしまえばそれまでだが…。

 

このエピソードが収録されている巻はこちら!

 

終わりに

連載40年は伊達や酔狂じゃない、分業制とはいえ毎話毎話こんなクオリティの話を描いているのは凄まじいことだと私は思います!!!

 

特に大学生くらいになったら内容を理解できるから、ゴルゴを読んで学ぶことも多くあるハズ。

読め!!ゴルゴを!!!

 

それでは、この記事を読んでくれた皆さん

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                そして

 

 

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ズキューーーーーーーーーーーーーーーーン………