【デュエプレ】環境の歴史と変遷を解説!1弾から20弾まで【歴代環境デッキ・メタゲームまとめ】

第11弾 「戦国大決戦」環境

サムライとナイトの戦いは最終局面へ

強力なゴッドである『破壊龍神』、一気にドラゴン3体を踏み倒す『超天星バルガライゾウ』等の登場により、【バイオレンス・フュージョン】や【連ドラ】などのいわゆるリミット系のデッキが強化された。

TCGでは超強力なカードとして禁止になっている『蒼狼の始祖アマテラス』が、ほとんどそのままの効果でリリースされ話題になった。結果としては、デュエプレの環境では『母なる聖域』のような軽量で超強力な呪文が実装されていなかったことや、デュエプレ特有のキーワード能力である探索により呪文の枚数を絞らなければならないため、そこまで採用されるカードではなくなった。

ゼロ・フェニックスがナーフ措置 

前環境終盤において、害悪デッキ筆頭として論議を起こした【ゼロフェニハリケーン】のキーカードであるゼロ・フェニックスがナーフされた。

 

具体的には、場を離れたときに発動する相手のマナを2枚破壊するランデス効果が削除。デュエプレはランデスに厳しい調整がされているため、このナーフは必然であったかもしれない。

強力なゴッド『破壊龍神へヴィ・デス・メタル』登場でクリーチャーコントロールが大幅強化

この弾の看板クリーチャーの1体であるゴッド、『破壊龍神』は初の1枚のゴッド・カードから、3体のゴッド・クリーチャーを召喚できるカードである。

ひとたび『破壊龍神ヘヴィ・デス・メタル』が完成してしまえばゲームエンド級の強烈なゴッドとなることから、新たなコントロールデッキのフィニッシャーとなった。高パワーに加えてアンタッチャブルと攻撃強制能力を持つことから、一度降臨してしまったヘヴィ・デス・メタルを処理できる手段は非常に限られる。そのうえ、龍神ヘヴィと龍神メタルも汎用性が高く非常に優秀であり、相手からすると10マナ溜まる時点でのヘヴィ・メタルは何としても処理しなければならないという心理的なプレッシャーもかけられる。

殿堂入りしてしまったゲキメツのリペアとしても優秀であり、まさしくトライ・ゴッド・リンクに恥じない強力なクリーチャーであると言えるだろう。ゴッド・カード全般に言えることではあるが、このクリーチャーの汎用性もまさしく破格。

5Cコントロールにおいては、キング・アルカディアスと並ぶ新たなフィニッシャーとして『フェアリー・ギフト』からのメタル早出しが強力であった。特にサムライデッキに対しては、貴重な汎用性を損なわないクロスギア破壊という点が大きい。

【バイオレンス・フュージョン】も大きく強化。バイオレンス・フュージョンで場に出るのが、『龍神ヘヴィ・メタル』ではなく、トライ・ゴッド・リンク状態の『破壊龍神ヘヴィ・デス・メタル』であったためである。このカードの登場により、バイオレンス・フュージョンは事実上のエンドカードと化した。

【カウンターHDM】というデッキも結果を残している。フィニッシュを破壊龍神に丸投げしたボルメテウスコントロールのようなデッキである。

 

また、切り札である『ネロ・グリフィス』が上方修正を受けた【ナイトコントロール】も、結果を残している。

『破壊龍神』を切り札兼赤マナ確保として採用し、『グレイテスト・シーザー』によるワンショットプランも取れる、まさにクリーチャーコントロールの代表格たるデッキタイプ。かなりプレイングが難しい部類だが、愛好者も多く、長く使われるデッキとなった。

マナ進化実装で【黒緑速攻】が最凶に 【ガントラ】も大幅強化

『密林の提督ハックル・キリンソーヤ』の登場により、【黒緑速攻】が大強化となった。マナ進化により、ボード・アドバンテージも失わず、強力なスピードアタッカー感覚で出していける。

このカードの登場によりAlldivisionでは、【黒緑速攻】がトップメタに君臨するほどとなっている。今引きが強化されたことにより、『統率するレオパルド・ホーン』はいよいよ凶悪さに歯止めがかからない事態になった。

 

同じ3マナのマナ進化『ブレードグレンオー・マックス』も【赤白速攻】の強化パーツとして採用されている。

ジャック・アルカディアスの登場以降、苦戦を強いられている速攻系統のデッキだが、相手のトリガーさえなければ一方的に勝てるデッキではあるので、相変わらず一定の使用率を誇っている。

カウンターしつつ中速ビートダウンを決める【ガントラビート】は相変わらず環境で非常に強く、黒入りとなった【黒ガントラ】が主流となった。最大の強化は、『超新星DEATH・ドラゲリオン』を今弾で獲得したことである。

このクリーチャーの性能は極めて高く、相手の場を殲滅しつつ高パワーで殴りに行ける非常に強力なアタッカーである。

弱点と言えばマナ進化GVゆえに、召喚だけで3マナも消し飛ばしてしまうことだが、マナが伸びるガントラビートとの相性は良く、G・リンクが完成してしまったヘヴィ・デス・メタルに対してのカウンターにもなる『不浄の魔人ジャラ』を自然に採用できることから、環境の主流デッキとして引き続き活躍を見せている。

ジャラ以外にも、ガルべリアス・ドラゴンが相手のヘヴィ・デス・メタルの文明に反応し、スレイヤースピードアタッカーとしてヘヴィ・デス・メタルを撃ち取ることが出来るというのも、環境にマッチしている。

このように、拡張性の高さこそがガントラビート最大の強みであり、長く環境で活躍してきた名デッキたる理由なのである。

【剣誠・ドラゴン】 最強のサムライ速攻デッキへ

この頃、純正【武者・ドラゴン】は数を減らし、ボルメテウス・剣誠・ドラゴンのG・ゼロを最大限活かした速攻デッキ【赤青剣誠・ドラゴン】がトップメタに食い込む。

このデッキは『助太刀メモリー・アクセラー』や『アクア・コテガエシ』により、速攻デッキでありながら手札補充に優れており、各種サーチクリーチャーやマッハアーマーの存在から今引きや継戦能力が高いという、非常にパワーが高いデッキであった。

 

なにより、剣誠・ドラゴンのG・ゼロとアタックトリガーの6000焼却による突破力が強烈で、マッハアーマーのサムライのコスト軽減もあり、一気にサムライ・クリーチャーが並んで剣誠が飛んできて全SA化していきなり死、なんてことも日常茶飯事だった。速攻でありながらこのように爆発力もあるため、対応に苦慮するデッキであった。

ナーフ前の『モノノフ・ルピア』も最高のサポートカードで、剣誠をサーチしつつ、シールド焼却を付与することが出来るのが非常に強力だった。モノノフもサムライなので、G・ゼロの条件を助けているのも大きい。上振れによる理不尽ムーヴは、ツヴァイランサーを彷彿とさせる強力さであった。

この剣誠・ドラゴンの存在は環境に大きな影響を与えている。

リミットデッキの最高峰【バルガライゾウ】

『超天星バルガライゾウ』は、「出せば勝つ」という明確な切り札であり、【バルガライゾウ連ドラ】というデッキが構築された。これまでの連ドラにはなかった、一撃必殺の踏み倒しで一気に勝負をつける、いわゆるリミット系デッキの最高峰である。

このデッキは、とにかく切り札であるバルガライゾウを早く出すことにのみ特化している。バルガライゾウさえ出せれば明確に勝ちに近付くので、大量のマナブーストを搭載している。

特にコントロールデッキに非常に強いのがこのデッキの特徴である。バルガライゾウによるドラゴン3体踏み倒しの暴力的なアドバンテージに対抗することは不可能に近い。

この手のデッキタイプの宿命としてハンデスに弱いことが挙げられるが、自身もドラゴンである強力マッドネス『翔竜提督ザークピッチ』を無理なく採用できるので、ハンデスへの耐性も得ている。

ゲームオリジナルカードの『武装竜鬼アカギガルムス』を獲得したことも大きい。マナをとにかく伸ばす必要のあるこのデッキとの相性は最高に近く、相手の小型を除去しつつマナを伸ばせる。

対コントロールには最強を誇るこのデッキだが、マナが溜まるまではほぼ何もできないデッキの性質上、速攻には非常に弱い。『エコ・アイニー』などのマナブースト手段を積むデッキ構成上、ドラゴン以外の有効トリガーも積むことが出来ないので防御手段が非常に乏しい。マナブーストを序盤に引けなければ、一方的な展開になってしまうこともしばしばである。また、デッキ構築難易度も非常に高い。

とはいえ、上振れしたときの理不尽ムーヴは他の追随を許さない。『ボルメテウス・サファイア・ドラゴン』を採用できるので、トリガーを貫通しワンショットすることも可能。その理不尽感から、ヘイトを溜めやすいデッキタイプでもある。

11弾環境総括:リミットデッキ、コントロール、速攻の3すくみ環境へ

バルガライゾウという最強の踏み倒しカードが登場したことにより、コントロールに対してめっぽう強い連ドラが成立。コントロール側は大量のSトリガーや連ドラ、ビートダウンどちらにも有効な『キング・アルカディアス』で対抗し、速攻は【赤青剣誠】筆頭にリミットデッキや中途半端な速度のデッキを狩るという構図になった。

 

しかし、その中でも【赤青剣誠】が頭一つ抜けていたという印象が強い。除去しにくく場に残り続けるサムライクロスギアと優秀なサムライ・クリーチャーを一気に大量展開しマッハアーマーで全SA付与、モノノフ・ルピアによりシールド焼却を得ながらブロッカーを焼却しつつ殴りかかってくる剣誠・ドラゴンのワンショット能力は基本的に小刻みに殴っていく速攻にあるまじき凶悪なもので、『助太刀メモリー・アクセラー』のドローによる手札補充も兼ね備えているこのデッキの対策に、多くのプレイヤーが頭を悩ませた。

 

やはりサムライデッキにおける『竜装ザンゲキ・マッハアーマー』があまりにも強力であり、汎用性の高いクロスギア除去である『獅子幻獣砲』『竜神メタル』でマッハアーマーを最優先で除去していく必要があった。

 

このように前弾に引き続き、サムライが大暴れする環境となっており、カウンターで対抗するため有効トリガーを多めにデッキに積む傾向が見られた。

『DEATH・ドラゲリオン』というリーサルウエポンを手に入れたガントラビートもトリガービートとして引き続きの活躍を見せている。

前弾に引き続き、ややビートデッキが有利な環境であった。

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