【デュエプレ】環境の歴史と変遷を解説!1弾から9段まで【デッキまとめ】

第2弾「伝説の再誕」環境

伝説の強力カードが続々と登場 特にドローソースは一気にインフレ

2弾では、一気に強力なカードたちが次々と追加され、大きく話題を呼んだ。

『超竜バジュラ』や『紅神龍バルガゲイザー』など派手なカードも勿論話題を呼んだが、環境目線で見たとき特に目を引いたのは、『アストラル・リーフ』『アクアン』のTCG環境を支配した殿堂入りカードだった。アクアンに至ってはプレミアム殿堂である。

『アクアン』は流石にcipがナーフされたが、『アストラル・リーフ』はなんとTCG版と同じ効果での登場。攻撃力は下方修正されたものの、登場時3枚ドローというcipの優秀さは今更語るまでもないだろう。

『幻想妖精カチュア』はかなりの強化がなされての登場。ドラゴンが増えれば強化されていくことになるだろう。

『光器ペトロ-バ』や『聖天使クラウゼ・バルキューラ』など、TCG環境での実績があるカードも多く、パワーカードが一気に増えたことで環境のインフレを予感させた。

 

猛威を奮う『アストラル・リーフ』 速攻のパワーラインも一気に上昇

TCGでも大暴れし、基本セット環境のトップに君臨していたカード。3枚ドローというアドバンテージは序盤から繰り出せる進化クリーチャーとしては破格。とはいえデュエプレでは、かつての相棒的存在だった『マリンフラワー』が未実装であり、最速でも3ターン目にしか召喚はできない。またパワーが3000にナーフされたことで相手の軽量ブロッカーが間に合ってしまう。

強力なカードであることには変わりないが、いい塩梅の調整に落ち着いた結果、良カードと呼べる評価になった。

大方の予想通り、アストラル・リーフを組み込んだ速攻デッキが環境で暴れ始める。

リーフのリソース回復能力はコントロールデッキに対する明確な回答となった。リーフはその効果の性質上さらに次のリーフを引き込んでくるため、速攻でありながら尽きない手札で波状攻撃を仕掛ける。

1弾環境で速攻を大いに苦しめたボルコンは、遂にアグロ対面においても厳しい立場に置かれることになった。リーフ側の初動が上振れると単発ハンデスや多少のトリガー除去程度では追いつきようがない。

従来型の赤青(もしくは白タッチ)速攻にリーフが加わったタイプの赤青リーフと、自然クリーチャーの高パワーでさらにコントロール対面に強くした青緑リーフが主だったデッキタイプとなった。

特に『レベリオン・クワキリ』『怒髪の剛腕』の2枚は低コストであるにもかかわらず時には並みのフィニッシャーを軽々と超えるパワーを持つクリーチャーとなり、圧倒的な高スタッツを誇った。

相手の手札に依存してパワーアップする性質を持つ。相手が速攻だとほぼ置物だが、特に対コントロールにおいては必殺といってもいいほど強力なクリーチャーに変貌する。相手のシールドをドンドン割っていけば相対的に強くなるため速攻の性質にもマッチしている。この環境では手打ちの『デーモン・ハンド』『アクア・サーファー』が打てる2~3ターンも前に実質パワー7000以上のWブレイカーが登場することになる。特にボルコンはこのカードの処理に苦労することになる。

リーフ系統の速攻は手札が増えるおかげでマナが伸びるため、ホーリー・スパークを手打ちで唱えることができたのも強みである。

前環境の覇者ボルコンは大苦戦

ボルコンは速攻のパワーライン上昇と、リソース供給が多くなったデッキが増えたため、除去とハンデスが間に合わないようになってしまった。

自然抜きでもブーストできるチャージャー呪文はコントロールデッキにマッチしている。4→6で全体除去に繋げるムーブは基本。

2弾から追加されたチャージャー呪文と強力な全体除去である『サウザンド・スピア』を手に入れたものの、『アストラル・リーフ』や『アクアン』で一気にアドバンテージを取られると、自軍を巻き込むせいで結局リソース差が埋まらない。

逆に言えば、それだけ爆発的にアドバンテージを生み出すアクアンとリーフが強力ということの証左でもある。

結局、グッドスタッフ性が乏しいカードしか獲得できなかったボルコン、もといコントロール系統のデッキは強力な種族デッキに対抗できなくなり、Tire1から陥落してしまうことになる。

種族デッキを組む意義を生み出すパワーカード『光器ペトローバ』:ホーリー・スパークをどちらが先に撃つかという環境に

「選ばれない」効果を持つ。このアンタッチャブル効果により、アタッカーとしても十分強力だった。

結論から言えば、『光器ペトローバ』こそが2弾環境最強のパワーカードである。

永続的に種族クリーチャーのパワーを+4000するアンタッチャブルは、この環境において理不尽なほどの強さを発揮した。

とにかく一度場にさえ出してしまえば、ビートに対してもコントロールに対しても強く出れる。

ただ同じようなデッキが跋扈する環境では、横並べでお互いを牽制しあうような膠着状態になりがちである。それを一気に打破する必殺のカードが『ホーリー・スパーク』である。

スパークのオールタッパーはアンタッチャブルを貫通するので、相手をすべて寝かせてしまえばこちらのペトローバで相手を殲滅できる。というわけで相手がスパークを握っているか否かという読み合いも生まれ、やはりペトローバを先出しできる先行が絶対有利であった。

ペトローバを絡めた盤面を作られると、突破は容易ではない。そのため、アンタッチャブルを持つペトローバを戦闘破壊するために『ホーリー・スパーク』の採用率は飛躍した。白入りのデッキには必ず3~4枚は採用されていたほどである。

ペトローバの全体パンプは、タップ&デストロイ戦術と非常に相性が良いということも特筆すべきだろう。

というわけでスパークは環境で必ず意識しなくてはならないカードとなっており、1弾環境以上に強力なスペルとして君臨していたといえる。

ネクラ二角コントロール最盛期

前環境から使われていた【ネクラ二角コントロール】は、Tire1デッキへのメタとして活躍。

パワー4000ラインのクリーチャーが多く採用されているので、スパークを打ってペトローバのタップキルを狙いやすい。

ボルギーズが優秀で、リーフをcipで一方的に倒せる。20枚近く採用されているSトリガーにより守備も非常に厚く、粘り強く戦うという言葉がピッタリないぶし銀のデッキである。

アクアンブラックが明確な苦手デッキではあるが、それ以外のデッキには互角以上に戦うことが出来た。

不確定要素もあるが、アンタッチャブルを無視してペトローバをマナ送りにできる『緑神龍ジオブリード』を採用し、『緑神龍バイラス・テンペスト』をフィニッシャーに据えたタイプもあった。

種族デッキの台頭-【アクアンホワイト】【アクアンブラック】

それぞれ強力な切り札を得た【イニシエート】【ガーディアン】も環境で姿を見せ始めた。

イニシエートは『聖天使クラウゼ・バルキューラ』による強力な制圧力を、ガーディアンは『主語聖天グレナ・ビューレ』のカウンターメタを手に入れた。

光のうえ、種族デッキなのでペトローバを無理なく4投できるのが何よりの強み。そしてこれらのデッキには、強力なドローソースとして『アクアン』が採用された。

デッキの分類上は上記のようにそれぞれ全く違うデッキだが、デッキの強力な潤滑油としてアクアンが使用されているデッキを、この記事では広義の意味でまとめて【アクアンホワイト】と呼ぶ。

最大3枚ドローを可能にする強烈なドローソース。TCGでは5枚をめくる(!?)、プレミアム殿堂の超強力カード。デュエプレでは当然ナーフされているが、それでも十二分に強い。リーフとこのカードの登場によって、ドローソースが一気にインフレした。

2段までのカードプールではデッキ内の水文明の枚数に頭を悩ませるところだが、多色カード登場後に更なる本領を発揮。

デッキの構成をアクアン4枚、アクア・サーファー4枚の青8枚にすることで、安定してアクアンのドローを2枚以上にすることができる。

アクアンホワイトは光の軽量ブロッカーを多数採用するため速攻にも強く、アクアンの大量リソース確保とペトローバのパンプアップのおかげでコントロールにも強く出ることができたのである。

また、環境中盤以降はデーモン・コマンドを中心とした青黒バロムデッキ、通称【アクアンブラック】が大流行。

ペトローバのアンタッチャブルを貫通して盤面を薙ぎ払えることから評価が急上昇。進化元に優秀なクリーチャーが増えて使いやすくなった。

悪魔神バロムを切り札に据えたこのデッキはデッキパワーが非常に高く、メタゲームの視点から見ても環境に非常にマッチしていた。

まず『ファントム・バイツ』や『地獄の門番デスモーリー』等の軽量除去が環境デッキに非常に刺さる。リーフやガーディアンの進化元を進化される前に焼けるので扱いやすい。『ブラッディ・イヤリング』も使い捨てのブロッカーとはいえ、著しく高パワー化した速攻クリーチャー達と相打ちに持ち込める。

『狂骨の邪蒋クエイクス』も相手の手札を根こそぎ奪うことができたので非常に強力であった。リソース回復をアクアンに丸投げしているので、空いた枠をハンデスと除去に全降りすることが出来るようになったのである。『リバース・チャージャー』でアクアンを使いまわすのも単純ながら強力。

そして切り札『悪魔神バロム』。ペトローバの持つ「選ばれない」効果を無視して敵を殲滅する。さらにクリーチャーを横並べしていく二角コントロールに対しても非常に強烈な一撃となる。

ペトローバが環境で最強のカードとして君臨しているからこそ、メタとして有効打になるバロムの価値が相対的に高くなっていたといえるだろう。

 

2弾環境総括:リーフ、アクアン、ペトローバを擁し活用できる黒、青、白のデッキが抜けて強い

パワーカードが集中しているドロマーカラーが非常に強力であった。

特に多くの環境デッキの根幹を担ったリーフ、アクアンを擁する水文明は環境の黒幕といっても過言ではあるまい。

火文明は期待されていたドラゴンが環境レベルに到達せず、かなり苦しい立場となった。『バジュラ』は言うに及ばず、『カチュア』も厳しかった。全体除去はサウザンド・スピアなど優秀なものが登場したが、自軍も巻き込んでしまうデメリットは無視できるものではない。

全体を見れば順当にインフレが進んだが、ゲームスピードは1弾とそこまで変わらない。

1段環境屈指のパワーカードであった二角の超人やピカリエは引き続きよく見られた。

2弾環境の主なデッキ

【赤青リーフ】

赤青速攻にアストラル・リーフが加わり、リソース回復と速さを両立させたデッキ。リーフのおかげで速攻デッキでありながら、上振れによる爆発力と安定感を実現している。

タッチで白(スパーク)を入れる構築が主流。

【青緑リーフ】

このデッキもリーフのドローを強く使えるデッキである。

基本スタッツの高いカードを多く採用しているため、パワーと物量で押し切る。マナブーストを採用することでシビレアシダケ→リーフ進化速攻などのプランも組みやすいし、アシダケで失った手札もリーフで回復するという見事なシナジーも見込める。

『怒髪の剛腕』「は条件付きだが、2マナにもかかわらず簡単に4000以上のパワーを発揮。前環境で猛威を奮ったブルレイザーはその優位性を大きく失うことになった。

【ボルメテウスコントロール】

1段環境に引き続き活躍。

パワーカードが多くなったため除去とハンデスが間に合わず圧し潰されることが多くなった。

とはいえ、チャージャー呪文を獲得したためマナを伸ばしながら戦えるようになったのは大きな追い風。『サウザンド・スピア』は強烈な全体除去だが、自軍も巻き込む性質上、使いどころが難しい。1段環境以上に玄人向けなデッキに仕上がったといえる。

一定数以上は見かけるデッキだったのだが環境も終盤になってくると、『サウザンド・スピア』対策でクリーチャー展開を小出しにしたり、進化元を軽量除去に焼かれないように4マナたまったら進化速攻でリーフに進化するなど、プレイヤーの熟練度も上がったため完全に厳しい立場になってしまった。

【ドロマーイニシエート】

アクアンでリソースを拡充、ペトローバでイニシエートをパンプして戦っていくデッキ。

クラウゼ・バルキューラが非常に優秀。闇の除去も搭載されているため、カウンターも狙える。隙が無く完成度の高いデッキだが、決定的なフィニッシャーがいないためプレイ難易度は高め。

【青白ガーディアン】

イニシエートと同じく、軽量ガーディアンをペトローバでパンプして戦っていくのが基本プラン。構築によっては黒入りになる。

軽量ガーディアンはパワーが低いため、序盤の展開構築によってはリーフ相手に苦戦する。

切り札のグレナ・ビューレさえ出せてしまえば、守りを固めつつ粘り強く戦うこともできる。相手によって速攻プランとコントロールプランの二択を取れる珍しいデッキ。

【ドロマーリーフ】

結論構築として環境終盤に姿を現したデッキ。

リーフ、つまりサイバー・ウイルスをペトローバで強化して戦うビートダウン。

リーフのおかげで序盤からガンガン攻めていける。サイバー・ウイルスを横並べし、中盤にペトローバで強化するのは単純だが非常に強力。Sトリガーも多く採用し、カウンター性能も非常に高かった。

この時期に活躍したカード

  • 『アストラル・リーフ』

2マナの進化サイバー・ウイルス。

ありとあらゆるデッキで潤滑油兼アタッカーとして使用された。

  • 『光器ペトローバ』

種族デッキを大きく強化し、さらに選ばれない効果を持つためリーサルアタッカーとしても優秀。

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