【遊戯王】最強!今後100%緩和されないであろう禁止カード40選!その理由と強さについて解説【禁止制限】

16.魔導書の神判

f:id:tettunn:20171026002418j:plain

速攻魔法(禁止カード)
このカードを発動したターンのエンドフェイズ時、
このカードの発動後に自分または相手が発動した魔法カードの枚数分まで、
自分のデッキから「魔導書の神判」以外の
「魔導書」と名のついた魔法カードを手札に加える。
その後、この効果で手札に加えたカードの数以下のレベルを持つ
魔法使い族モンスター1体をデッキから特殊召喚できる。
「魔導書の神判」は1ターンに1枚しか発動できない。

存在自体がバグ コナミ仕事しろ

…ここまで紹介してきた禁止カードたちは、遊戯王黎明期のカード群ばかりであった。初期であるがゆえにバランスの勝手がわからず、ぶっ壊れカードをデザインしてしまうのはカードゲーム界にはよくある話だ。

だが、この『魔導書の神判』は第8期(ちなみに現環境は第10期)、つまりカードゲームとして成熟している頃に登場した、誰がどう見ても明らかにぶっ壊れているカードだったのである。アホかコナミ。

このカードの登場により、一介のファンデッキに過ぎなかった≪魔導≫は瞬く間にトーナメントトップデッキへと変貌を遂げた。

遊戯王には「サーチカードをサーチできるカードがあるデッキは強い」という不文律があるが、魔導というデッキの特徴上、このカードをサーチする手段が極めて豊富で、発動が容易だったのである。それこそ4~5枚の魔導書をサーチすることも日常茶飯事。しかも、魔導のテーマは魔法カード。1ターンに何回も魔法を連発するので、このカード1枚から生み出される暴力的なアドバンテージに対抗できるのは同じく理不尽な強さを誇っていた≪征竜≫しか存在せず、他のデッキは軒並み駆逐されてしまったのである。

≪征竜≫vs≪魔導≫により環境は荒廃。暗黒期へ

この征竜と魔導によって環境は完全に二分化されてしまった。2つのデッキは余りにも突出した力を誇っていたため環境のバランスが崩れ、この時期を暗黒期として記憶するプレイヤーも多い。

とにかくこのカード1枚から生み出されるアドバンテージ差は埋めようがなく、更にエンドフェイズに特殊召喚メタの『昇霊術士ジュノン』、除外メタの『霊滅術士カイクウ』を出されてしまえば、全盛期の征竜ですら突破が困難であった。

こんなクソカードが許されるわけもなく、登場から僅か197日という異例のスピードで禁止カードになった。このカードが禁止になった瞬間、≪魔導≫は環境から姿を消した。

…とはいえ、このカードはデザイナーズデッキが前提ということもあり単体で恐ろしいパワーを発揮するカード群に比べればまだインパクトが少ないのかもしれないが…

 

17.魔導サイエンティスト

f:id:tettunn:20180314234900j:plain

効果モンスター(禁止カード)
星1/闇属性/魔法使い族/攻 300/守 300
1000ライフポイントを払う事で、
融合デッキからレベル6以下の融合モンスター1体を特殊召喚する。
この融合モンスターは相手プレイヤーに直接攻撃する事はできず、
ターン終了時に融合デッキに戻る。

 超絶的な汎用性を誇るスーパーモンスター

1000ライフという軽いコストと引き換えに、汎用性の高い融合モンスターをエクストラデッキから呼び寄せる。呼び出した融合モンスターはダイレクトアタックこそ出来ないが、敵のモンスターには攻撃できる。『サウザンド・アイズ・サクリファイス』などの優秀な融合効果モンスターを呼び出すことで、事実上このモンスターはそれらのモンスター全ての効果を備える怪物カードと化すのである。

ターン1制限が付いていないのが何よりも恐ろしい。現在のカードプールならリンクやエクシーズ、シンクロとの相性が極めて良いことからこのカード1枚からのワンターンキルすら極めて容易なものとなる。

1枚で絶望的な状況をひっくり返すことすら可能な恐ろしい攻撃性能を持ったカードである。悪名高い極悪1キルデッキ【サイエンカタパ】のコンボエンジンとして活躍。

カードプールが増えればこのカードが強化されていくことにもなる。エラッタ無しでの禁止解除は100000000000000%ないだろう。

 

スポンサーリンク

18.ラストバトル!

f:id:tettunn:20180315000506j:plain

通常罠(禁止カード)
自分のライフポイントが1000以下の場合、相手ターンにのみ発動する事ができる。
発動後、自分フィールド上に存在するモンスター1体を選択し、
そのモンスター以外のお互いの手札・フィールド上のカードを全て墓地へ送る。
その後、相手はデッキからモンスター1体を表側攻撃表示で特殊召喚し、
自分が選択したモンスターと戦闘を行う。
この戦闘によって発生するお互いのプレイヤーへの戦闘ダメージは0になる。
このターンのエンドフェイズ時、
どちらかのプレイヤーのみがモンスターをコントロールしていた場合、
そのコントローラーはデュエルに勝利する。
それ以外の場合は引き分けになる。

 理不尽極まりない特殊勝利

特殊勝利系のカードの中でも、かなり複雑な条件を持つ。しかしながら、その性能は破格の一言。どんな劣勢の状況下にあっても、1000ライフ以下であればそれまでの流れ・盤面・アドバンテージ差を一切無視して運ゲーに持ち込める。相手からしてみれば理不尽以外のなにものでもない。

さらに、このカードを極悪せしめていたのは一部のカードとのコンボ。そう、

特殊召喚封じである。あろうことか、『霊滅術士ジョウゲン』などの相手の特殊召喚一切を封じるモンスターが自分フィールドに存在する場合、相手はタイマンを張るモンスターを特殊召喚できないため勝利が確定するという鬼裁定。

どんな逆境からでもすべてを振り出しに戻すというそれまでのデュエルを否定するかのようなカードでもあり、禁止措置は妥当と言わざるを得ない。

 

 19.サイバーポッド

f:id:tettunn:20180316020220j:plain

効果モンスター(禁止カード)
星3/闇属性/岩石族/攻 900/守 900
リバース:フィールド上に存在するモンスターを全て破壊する。
その後、お互いにデッキの上からカードを5枚めくり、
その中のレベル4以下のモンスターを全て
表側攻撃表示または裏側守備表示で特殊召喚する。
それ以外のカードは全て手札に加える。

デッキ破壊で大暴れ、アドバンテージ差を一瞬で覆すことも

『ポッド』系モンスターの頂点に位置する1枚。ド派手すぎる効果を内蔵。サイクルリバースするたびに5枚の手札&フィールドカードの拡充が確定するのはただただ極悪の一言である。

おかしいことしか書いていないが、真に脅威となるのは「特殊召喚できなかったカードは手札に加える」という余りにも強力な手札補充効果であり、自分のターンでこのカードをリバースし、増えた手札で1ターンキルを行う戦術が横行した。

最も恐るべきデッキとして名を馳せたのは【デッキ破壊1キル】である。相手の手札も増えることを応用して、このカードのサイクルリバースを繰り返し相手の手札を徹底的に増やしたのち、『手札抹殺』にてトドメを指す。当時のカードプールでは手札誘発などの妨害策も存在せず、理不尽デッキの筆頭だった。

ただし、相手ターンでこのカードがリバースされるようなプレイングをしてしまえば悲惨である。増えた手札で相手は確実にラッシュしてくるだろう。

暴力的なアドバンテージを稼ぎ出し、ワンターンキルを助長するこのカード。現在のカードプールにはリバースモンスターがテーマのデザイナーズデッキが複数存在しているため、サイクルリバースが更に容易なものとなっている。復帰はまずあり得ないだろう。

 

20.ファイバーポッド

f:id:tettunn:20180316022442j:plain

効果モンスター(禁止カード)
星3/地属性/植物族/攻 500/守 500
リバース:お互いの手札・フィールド上・墓地のカードを
全て持ち主のデッキに加えてシャッフルする。
その後、お互いにデッキからカードを5枚ドローする。

史上最強のリセット効果

コナミ「特に何も考えずにこんなカード作ってみました」。そう思いたくなるほどに馬鹿馬鹿しい効果である。単純明快にしてお手軽過ぎる頭空っぽなリセット能力だが、このカードの極悪っぷりは基本このカードを使用するプレイヤーに極めて有利に働くという点であろう。

まず、自分のターンで発動する場合。当然ながら、なるべく使えるカードは使ってからリバースできるので戦術の幅が広がるし、何よりメインフェイズ1でリバース出来るので、そこからモンスターを展開しバトルフェイスに入ることでダイレクトアタックが確定する。相手は新たに引いた5枚で手札誘発カードを握るしか防御手段が取れないため、先行なのにモンスターの攻撃が可能という圧倒的有利な状態とほぼ同義となる。

また、相手ターンで発動した場合も極めて有利である。何故なら、相手モンスターの攻撃でリバースすることが殆どだからである。つまり、メイン1の段階で相手は通常召喚権を含む展開が終わっていることが多く、メイン2に移行せざるを得ず、防御のための魔法・罠を伏せるのがやっと。この時点で相手は後手に回っているのに対し、自分はドローフェイズのドローでアドバンテージを+1してターンを迎えることが出来るという理不尽な盤面を作り出すことが出来るのである。

総合して、どんな劣勢をも跳ね返し有利な状況を作り出せるパワーカードであり、様々なアドバンテージの概念を無視した頭の悪すぎる効果。こんな小学生が考えたようなカードを世に出すなよと声を大にしていいたい。

 

21.イレカエル

f:id:tettunn:20180521003823j:plain

効果モンスター(禁止カード)
星1/水属性/水族/攻 100/守2000
自分フィールド上に存在するモンスター1体を生け贄に捧げる。
自分のデッキから「ガエル」と名のついたモンスター1体を選択し、
自分フィールド上に特殊召喚する。
このカードがフィールド上に存在する限り、
「ガエル」と名のついたモンスターは戦闘によっては破壊されない。

高い汎用性とデッキ圧縮性能によって極悪1キルデッキで活躍

【ガエル】モンスターをデッキからその名の通り「入れ替える」。言うまでも無いが、一番悪いのはこの効果にターン1制限を付けていないことである。最大で1ターンに27回もデッキ圧縮・墓地肥やしを行うことが出来る(『ガエル』カードの総数)恐るべきモンスター。自身がレベル1のため『ワン・フォー・ワン』などによる特殊召喚手段も豊富であるうえに、自己蘇生や手札からの特殊召喚などの展開能力に長ける【ガエル】モンスターによってリリース先の確保も極めて容易である。

コナミお得意の1ターンに1回制限を付け忘れた結果、『マスドライバー』で先行1ターンキルを達成する極悪1キルデッキ【マスドラガエル】の中核として名を馳せた。

『イレカエル』の効果により、他のモンスターを交換し続けて墓地を一気に肥やし、その過程で『鬼ガエル』の効果により『粋カエル』を墓地に送る。
その後、『粋カエル』の自己再生→『マスドライバー』による射出を繰り返す。
これを繰り返せば「(『イレカエル』で特殊召喚した1体+『粋カエル』×18+『イレカエル』1体)×400=8000」となり、1ターンキルが完成する。

現役当時もシンクロ召喚との相性の良さから『ガエル帝』などで活躍を続けてきたが、エクシーズ召喚、リンク召喚とも極めて相性が良く(というかシンクロよりもこっちが真骨頂)、『粋カエル』の蘇生を繰り返せばソリティア余裕である。

現在は、文句の付け用のない性能を誇る最強クラスのエクシーズモンスター『餅カエル』の存在もあり、その汎用性に拍車をかけることになるだろう。

その汎用性の高さは『魔導サイエンティスト』に通ずるものがある。攻撃性能、コンボ性能、サーチ・リクルート手段の豊富さ、どれをとっても一級品であり解除は望めそうにもないと言わざるを得ない。

 

22.早すぎた埋葬

f:id:tettunn:20180802235932j:plain

装備魔法(禁止カード)
800ライフポイントを払い、
自分の墓地に存在するモンスター1体を選択して発動する。
選択したモンスターを表側攻撃表示で特殊召喚し、このカードを装備する。
このカードが破壊された時、装備モンスターを破壊する。

再利用で真価を発揮する恐るべき蘇生装備カード

恐ろしいコンボ性を秘めた爆裂カード。

長い間『死者蘇生』の下位互換カードに観られてきたのだが、

・装備魔法カードをサーチ・サルベージできる『アームズ・ホール』の登場によって「装備魔法カードであること」が最大のメリットとなり、制限カードでも実質的に4枚体制に等しい強力なリアニメイトカードに化けてしまったこと

「蘇生させたモンスターは、装備されているこのカードをバウンスさせてしまえば破壊されず、このカードも再利用できる」という特徴を活かしたループコンボが数多く開発されたこと

によって、現在は死者蘇生などの蘇生カードより遥かに危険な蘇生カードとして位置付けられている。

カードプールの増加によって極めて危険なカードとなった1枚。

最も有名なのは、【レスキュー・シンクロ】において『レスキュー・キャット』をこのカードと『氷結界の龍ブリューナク』で使いまわす連続シンクロ・コンボであろう。

数多くのループコンボを生み出した悪名高きブリューナクだが、極めてシンプルながら実用性抜群なこのコンボは同デッキのメインエンジンとして暴れまわり、高速シンクロの恐怖を世に知らしめた。

現在はカードプールがさらに増加し『ファイアウォール・ドラゴン』などのバウンスカードが数多く存在。カードプールが増えれば増えるほど使い道が増えるという特性上、エラッタされない限り禁止解除はまず望めないだろう。

ちなみに、「早すぎた埋葬」とはエドガー・アラン・ポーの小説「早すぎた埋葬」にちなんでいる。

 23.ダーク・ダイブ・ボンバー (エラッタ前)

f:id:tettunn:20180803002558j:plain

※こちらは現在の効果

シンクロ・効果モンスター
星7/闇属性/機械族/攻2600/守1800
チューナー+チューナー以外のモンスター1体以上
「ダーク・ダイブ・ボンバー」の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):自分メインフェイズ1に自分フィールドのモンスター1体をリリースして発動できる。
リリースしたモンスターのレベル×200ダメージを相手に与える。

※こちらがエラッタ前の効果

シンクロ・効果モンスター
星7/闇属性/機械族/攻2600/守1800
チューナー+チューナー以外のモンスター1体以上
自分フィールド上のモンスター1体をリリースして発動できる。
リリースしたモンスターのレベル×200ポイントダメージを相手ライフに与える。

 環境を荒廃させ、暗黒時代を作り出した最凶最悪のシンクロモンスター

現在はエラッタされたことにより大きく弱体化し、規制解除がなされている。

しかし、エラッタ前のダーク・ダイブ・ボンバー(以下、DDB)が環境に与えた影響たるや凄まじいものであった。何しろ、手札誘発の無い当時のカードプールでは「DDBの召喚を許す=デュエルの敗北」という不文律が環境に蔓延するほどであったのだ。

まず、素材縛りの無いシンクロモンスターという汎用性の高さが問題。このカードとチューナーを用意できれば、どんなデッキでもバーンデッキに化けることになる。

そしてターン1制限の無い射出効果はまさしく驚異の一言。当時大流行した【シンクロアンデット】の展開力を以てすれば、このカードを利用しての先行1ターンキルなど容易だったのだ。このカード自体が2600というエースクラスの攻撃力を有しているのにも関わらず、引導火力を叩き込むことが出来るというのはオーバースペックにもほどがある。自身のダイレクトアタックとあわせてDDBをリリースすれば計4000ものダメージとなる。

当時は起動効果の優先権も活きていたので、相手のライフが1400以下であればカウンタ―罠を喰らわない限りは『奈落の落とし穴』などもすり抜けてゲームエンドに持ち込めるという、まさしく常軌を逸したパワーカードであった。

このカードを手に入れた高速シンクロデッキ【シンクロアンデット】と、「サモサモキャットベルンベルン(サモンプリースト→サモンプリースト→レスキューキャット→エアベルン×2とリクルートを繋げ、DDB2体をシンクロ召喚し1キルする)」コンボを手に入れた【レスキューシンクロ】が環境を暴れまわり、今までにないほどの環境の高速化に嫌気がさし、引退するプレイヤーが続出。この期間は暗黒期と呼ばれるに至った。

バーンカードは慎重にデザインせねばならないという見本である。

 

24.氷結界の龍 ブリューナク (エラッタ前)

f:id:tettunn:20180805175036j:plain

※こちらは現在の効果

 シンクロ・効果モンスター
星6/水属性/海竜族/攻2300/守1400
チューナー+チューナー以外のモンスター1体以上
「氷結界の龍 ブリューナク」の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):手札を任意の枚数墓地へ捨て、
捨てた数だけ相手フィールドのカードを対象として発動できる。
そのカードを持ち主の手札に戻す。

※こちらはエラッタ前の効果

手札を任意の枚数墓地へ捨て、
捨てた数だけフィールド上のカードを選択して発動できる。
選択したカードを持ち主の手札に戻す。

 シンクロ黎明期の闇 多くのループコンボでソリティア加速

ゲームにおいて新しいシステムが取り入れられる際、運営側がその匙加減をわかっておらず、またその新システムを盛り上げるためにかなり強力にデザインしてしまうというのは遊戯王に限った話ではない。

シンクロ召喚システムは黎明期において、時代を一変させるほどの強力なシンクロモンスターを登場させたことにより一時代を築くことになった。『A・O・J カタストル』、『スターダスト・ドラゴン』、『ブラック・ローズ・ドラゴン』…シンクロモンスターはその汎用性の高さで全てのデッキを過去にするほどの隆盛を誇ったのである。

しかし、『氷結界の龍 ブリューナク』、『ゴヨウ・ガーディアン』のこの2枚はいくらなんでも強力すぎた。両方とも最も召喚しやすいレベル6だったことに加え、その汎用性の高さは全シンクロモンスターの中でも随一。

特にこの項で紹介するブリューナク。やはり、ターン1制限が無いのが害悪である。また、自分のカードも戻せたため、前述した『早すぎた埋葬』とのコンボを始めとするループによるソリティアが数多く開発された。

また、シンクロ全盛期においては最大の仮想敵となるシンクロモンスターにもめっぽう強い。数多くのシンクロモンスターは高攻撃力や優秀な効果を持ち、除去に苦労する難敵なのだが、エクストラモンスターは手札に戻される場合エクストラデッキに戻るので、シンクロモンスターへの最も有効な回答札になり得る。

このカードはシンクロ時代における、シンクロデッキへの優秀なメタモンスターでもあったのである。

その汎用性に加え、ループコンボが問題視されて禁止カード行き。

このシンクロモンスターの反省を活かしてか、エクシーズ召喚、ペンデュラム召喚、リンク召喚では最初期には極力性能を抑えられたモンスターがリリースされるに至った。

とはいえ、結局時間が経ったら規制級モンスターが次々と出てくるのであるが…

 

25.旧神ノーデン

f:id:tettunn:20180805184849j:plain

融合・効果モンスター(禁止カード)
星4/水属性/天使族/攻2000/守2200
SモンスターまたはXモンスター+SモンスターまたはXモンスター
(1):このカードが特殊召喚に成功した時、
自分の墓地のレベル4以下のモンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターを効果を無効にして特殊召喚する。
このカードがフィールドから離れた時にそのモンスターは除外される。

『簡易融合』とのコンビで大暴れ 1キルデッキも開発された問題児

このカードは海外先行組(韓国)なのであるが、韓国の環境で既に大暴れしていた悪名高きカード。

『簡易融合』との相性は抜群であり、このカードが大暴れしていた韓国では、当時の環境を「カップ麺早食い大会」と揶揄していたほどである。

f:id:tettunn:20180805205330j:plain

来日すれば韓国のように環境を荒らすのではないかと危惧されていたが、果たしてその通りとなった。

日本では既に環境の中心となっていた最新鋭デッキの殆どがレベル4を中心に構築されており、強力なランク4エクシーズモンスターの特殊召喚補佐になるこのカードが入らない理由が無かったのである。その汎用性の高さは凄まじく、ただでさえ強力なランク4エクシーズの更なる一強化に貢献した。当時の環境では『光天使セプター』+『光天使スローネ』の出張ランク4セットと、同じく韓国から来日した『ソウル・チャージ』とともに、害悪カードの筆頭として扱われていた。

また、『超融合』を用いれば相手のシンクロ・エクシーズモンスターのメタになるという点も見逃せない。

【ノーデン1キル】という先行1キルデッキも開発されており、もはやこのカードの禁止化を防ぐ術はなかったといえる。

リンク召喚との相性も抜群であり、間違いなく解除はない。

 

26.星守の騎士 プトレマイオス

f:id:tettunn:20180805210444j:plain

エクシーズ・効果モンスター(禁止カード)
ランク4/光属性/戦士族/攻 550/守2600
レベル4モンスター×2体以上
(1):このカードのX素材を3つまたは7つ取り除いて発動できる。
●3つ:「No.」モンスター以外の、このカードよりランクが1つ高いXモンスター1体を、
自分フィールドのこのカードの上に重ねてX召喚扱いとしてエクストラデッキから特殊召喚する。
この効果は相手ターンでも発動できる。
●7つ:次の相手ターンをスキップする。
(2):お互いのエンドフェイズ毎に発動できる。
自分のエクストラデッキの「ステラナイト」カード1枚を選び、
このカードの下に重ねてX素材とする。

 汎用性の高さはランク4筆頭 攻守において隙が無い

強力なモンスターが揃い踏みのランク4エクシーズモンスターの中でも、抜きんでて強力な効果を持つ汎用ランク4。

明らかにこのカードの持つパワーは常軌を逸していた。先行有利を助長させていた要因であり、害悪と言ってもいいだろう。第一期EMEmでも当然の如く使用されていたが、エクストラデッキを圧迫するという弱点を考慮しても圧倒的な性能を誇るといっていいだろう。

まず、その高い守備力。この2600というラインは標準を超える高い数値を誇っており、通常のモンスターで突破するには一筋縄ではいかない。

だが、①効果のエクシーズ・チェンジはスペルスピード2でもあるためサクリファイス・エスケープが可能であり、戦闘はおろか効果による破壊すらも難しい。だが、このカードは確実に破壊しておかないと、次ターンにはさらに強力なモンスターに化けて出てくる可能性が極めて高くなるため、相手はなんとしても自ターン中での破壊を強いられることになる。理由はこのカードの重ね先である。

◆サイバー・ドラゴン・インフィニティ

強力な制圧能力と除去能力を併せ持つフィニッシャー級のランク6モンスター。本来は召喚条件が重く、内蔵された効果はそれに見合ったものなのだが、プトレマイオスにランク5である『サイバー・ドラゴン・ノヴァ』を重ね、更にノヴァを下敷きにすることで極めて容易に召喚が可能となる。プトレマイオスを超絶なるパワーカードとして押し上げている筆頭で、召喚を許せば除去は困難。敗北必至とすら言ってもいい。

◆セイクリッド・プレアデス

フリーバウンスを内蔵する強力なランク5にして、エクシーズ・チェンジ先筆頭。なんとかプトレマイオスの守備力を突破できるモンスターを場に出せても、こいつを上に重ねられることであっさりと除去されてしまう。相手からすれば本当にたまったものではない。プトレマイオスの守備力を超えるモンスターを出すためには殆どの場合2枚以上のカードを要するので、単純にアドバンテージ差で大きく水を空けられることになる。

◆星輝士セイクリッド・ダイヤ

主にプレアデスの②効果を使用するための下敷き。だが、このカード自身も十二分に強力なので墓地&闇属性デッキを相手取るときにはよく召喚されていた。基本プレアデスとのセット採用なので、このカードは2枚以上搭載されることが多かった。また、『サイバー・ドラゴン・インフィニティ』を狙って自分のターンで『サイバー・ドラゴン・ノヴァ』を重ねようとして『エフェクト・ヴェーラー』等を打たれた際、X素材が無くなりただのバニラモンスターと化したプレアデスの上にそのままエクシーズ・チェンジするという戦術も。

◆始祖の守護者ティラス

効果破壊耐性を持つランク5。対象を取る効果による破壊は困難なプレアデスに対し、『ブラック・ホール』などの全体除去による除去を狙っても、こいつが出てくれば無為になる。前述した3体に比べればパワーは低いが、それでも攻撃性能は十分に高い。

…と、主に上記のランク5(6)モンスターが状況に応じて飛び足してくるのである。弱いわけがない。特にインフィニティの存在から、相手はインフィニティの召喚を許すかディスアドバンテージを覚悟でプレアデスを召喚させるというプレイングすらも二者択一のプレイングを覚悟しなければならない(相手の誘発や罠次第ではそれも不発になったりするのでどうしようもない)

総合して召喚した時点で相手に強制二者択一を強いる、理不尽としか言いようがないカードである。

 

27.Emヒグルミ

f:id:tettunn:20180805211446j:plain

ペンデュラム・効果モンスター(禁止カード)
星4/炎属性/魔法使い族/攻1000/守1000
【Pスケール:青5/赤5】
「Emヒグルミ」のP効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):自分フィールドの表側表示の「Em」モンスターが
戦闘・効果で破壊された場合に発動できる。
Pゾーンのこのカードを特殊召喚する。
その後、自分は500ダメージを受ける。
【モンスター効果】
(1):フィールドのこのカードが戦闘・効果で破壊された場合に発動できる。
手札・デッキから「Emヒグルミ」以外の「Em」モンスター1体を特殊召喚する。

環境を食い尽くしたペンデュラムカード

悪名高き超高速ペンデュラムデッキ【EMEm】の核となったペンデュラムモンスター。

コナミが学習せずターン1制限を付けなかったため、ペンデュラム最凶のコンボカードとしてリリースされてしまった。

『Emダメージ・ジャグラー』や『Emトリック・クラウン』など、単純にEmに優秀なモンスターが揃っていることに加え、それらのモンスターはすべてレベル4なので大量展開からのランク4エクシーズで制圧という戦術が完成されるに至った。

EMや一部ペンデュラムカードとの相性は抜群であり、余りにも極悪な展開能力を誇ったため、登場から167日という史上最速で禁止カードに制定された。

※【EMEm】についてはこちらの記事も参照

www.tettunn.com

 

28.EMモンキーボード

f:id:tettunn:20180805211714j:plain

ペンデュラム・効果モンスター(禁止カード)
星6/地属性/獣族/攻1000/守2400
【Pスケール:青1/赤1】
「EMモンキーボード」の(2)のP効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):もう片方の自分のPゾーンに「EM」カードが存在しない場合、
このカードのPスケールは4になる。
(2):このカードを発動したターンの自分メインフェイズに発動できる。
デッキからレベル4以下の「EM」モンスター1体を手札に加える。
【モンスター効果】
(1):このカードを手札から捨てて発動できる。
手札の「EM」モンスターまたは「オッドアイズ」モンスター1体を相手に見せる。
このターン、そのモンスター及び自分の手札の同名モンスターのレベルを1つ下げる。

 EMペンデュラムが天下を取った最大の要因

現役時はクソ猿とか呼ばれるほど嫌われたカード。【EMEm】をぶっちぎりの環境トップに押し上げた最後のピース。

そもそもEMは相互サーチ能力が高く安定性が高かったのだが、このカードはそれを更に助長させていた。このカード1枚でペンデュラムが可能になる汎用性の高さは尋常では無く、終盤の捲り合いでこのカードを引けば勝利が確定するレベルの強さを誇っていた。

【EMEm】が崩壊した後の【EM竜剣士】でもメインモンスターとしてその強さを遺憾なく発揮。圧倒的な安定性をもたらし、ペンデュラムの恐怖を環境に刻み付けることとなった。

その後、あまりにも糞すぎるためヒグルミと同速で最速禁止処置が為された。…こんな早く禁止するくらいならなんでこんなカード出すんだろうね?

 

29.D-HERO ディスクガイ (エラッタ前)

f:id:tettunn:20180811105914j:plain

※こちらは現在の効果

効果モンスター
星1/闇属性/戦士族/攻 300/守 300
このカード名の効果はデュエル中に1度しか使用できない。
このカードは墓地へ送られたターンには墓地からの特殊召喚はできない。
(1):このカードが墓地からの特殊召喚に成功した場合に発動できる。
自分はデッキから2枚ドローする。

※こちらはエラッタ前の効果

このカードが墓地からの特殊召喚に成功した時、
自分のデッキからカードを2枚ドローする。

恐るべきドロー効果

現在はエラッタされ、効果に大きな制約を2つ付けられている。

だがエラッタ前の効果はその制約が無く、デュエル中に何度も効果を使用できるどころか1ターン制限すらないので、墓地へ送って効果を複数回使うことができる。凄まじいドロー加速が可能となるので、ソリティアデッキのお供として名を馳せた。

また、デステニー・ヒーローであるため『デステニー・ドロー』で損失無く墓地に送ることもできるうえ、豊富なヒーローサポートの恩恵も受けることができる。

様々な蘇生カードが跋扈する現在のカードプールでは、エラッタ無しのこの効果では禁止解除など夢のまた夢であった。

 

次ページでも凶悪禁止カードが次々登場!遂にペンデュラムが…?⇒

4 Comments

匿名

毎年毎年禁止だの制限だの長時間話し合っててバカじゃないの?と思うわけだが。
単純に同名カード3枚までなんてルールがあるのが原因なんだから、全カード一枚制限のルールに変えた方が絶対面白い。下らん話し合いに割いてる時間を使って誤解釈だらけのカードテキストの日本語表現いい加減見直せよな。

返信する

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。